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フィッシュマンの涙 [ハ行の映画]



『フィッシュマンの涙』
(2015・韓国・1h32)
監督・脚本 : クォン・オグァン
出演 : イ・グァンス、イ・チョニ、パク・ボヨン、イ・ビョンジュン、チャン・グァン、キム・ヒウォン



新薬の臨床実験に参加し副作用で半魚人となってしまった青年。閉塞した若者世代の象徴として注目を集めるが権力者によって社会から居場所を奪われてしまう。



韓国の若者世代の現状を笑いを交えて描いた社会派ドラマ。
主人公が半魚人という事でゲテモノ映画かと思われてしまいそうだけど、至って真面目で誠実な作品。

若者たちの閉塞感は韓国社会のいびつさのしわ寄せが若者を含めた弱者に押し付けられた結果なんだろうと思う。
母国とは言えそんな所に嫌な思いをしてまでもしがみついている必要はないのだ。世界にはもっと自由に生きていける場所が有るはずで、後は飛び出していける勇気と行動だけだ。というメッセージが込められていた。
スタッフロールであまりハングル文字が使われていないのも恐らくそういう意味が有るんだろうと思う。



半魚人の造形が良く出来てた。顔の細かい所まで動く。CGも使ってるんだろうか。
顔の表情自体は無いんだけど、細かい動きで表情が読み取れる。



新薬の効能って食べれるうんこを作る事なんだろうか? はっきりとは説明されてはいなかったけどあの形状はまず間違いなくうんこ。確かに食糧問題は解決するかもしれないが相当な抵抗感は否めない。
『ムカデ人間』の存在理由をも否定する発明。
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