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『フットボール・ファクトリー』 [2008年1月に観た映画]

2008年1月に観た映画。

『フットボール・ファクトリー』

暴力反対。






『フットボール・ファクトリー』  DVD(レンタル)
“THE FOOTBALL FACTORY” (2004・イギリス) 1h27
監・脚 : ニック・ラブ
出 : ダニー・ダイア、フランク・ハーパー、テイマー・ハッサン


レンタル半額デーという事で何かないかいな、と店内を探し歩いてフト目にとまった本作。
パッケージの裏面を見ると、「盗んででもこれを観ろ!」といった感じの過激なコメント。
90分を切るお手頃な時間も魅力的。なので借りました。

フーリガンの赤裸々な日常。といった感じの映画。

フーリガンとはいったい何なのか?
本作を観てもよく分からない。
貧困や人種間差別などの諸問題が暴力に走らせているのか?
それともただ単に暴力依存症なのか?

本作の暴力だらけの日常を観ていたら、『岸和田少年愚連隊』(1996・井筒和幸監督作品)を思い出した。
『岸和田少年愚連隊』もやはり暴力だらけの日常を送る中学生の話。
その中学生を当時25、6歳のナインティナインや天然素材のメンバーが演じている。

『フットボール・ファクトリー』では今イチピンと来なかったけど、『岸和田』を思い返すと
殴ったり殴られたり、蹴ったり蹴られたり、罵ったり罵られたりって
傍から見てるだけだとストレス解消になって確かに面白い。
実際に殴られたり蹴られたり罵られたりするのは絶対イヤだけど。

フーリガンも結局はストレス解消なのかもしれない。
そう言えば、本作のフーリガンの面々も
酒飲んでガハハハ笑って、人ブン殴ってガハハハ笑って、
ドラッグやってガハハハ笑って、また人ブン殴ってガハハハ笑って、
と楽しそうにしていたのだけは確か。


『ハサミを持って突っ走る』 [2008年1月に観た映画]

2008年1月に観た映画。

『ハサミを持って突っ走る』

ネタバレ書いて突っ走る。






『ハサミを持って突っ走る』  DVD(レンタル)
“RUNNING WITH SCISSORS” (2006・アメリカ) 2h02
製・監・脚 : ライアン・マーフィー  原・脚 : オーガステン・バロウズ  製 : ブラッド・ピット
出 : ジョセフ・クロス、アネット・ベニング、アレック・ボールドウィン、ブライアン・コックス、グウィネス・パルトロー、ジョセフ・ファインズ、エヴァン・レイチェル・ウッド、ジル・クレイバーグ

近くのレンタル店が半額だったので、タイトルで興味を持った本作を観てみる。

風変わりな人たちの人生模様を描く。

原作の小説はアメリカでベストセラーになったようで、
しかし映画は酷評、大コケと散々な出来のようで。

その覚悟で観た所、その覚悟が有ったからなのかそんなに悪くはなかった。
原作者O・バロウズの自伝的作品ということで、覗き見的な悪趣味な興味を持って観れたので思ったほど退屈しなかった。

思うに酷評、大コケの原因は、ベストセラーの原作の割に映画はいかがなものか。
といった比較から来るものなんじゃないだろうか。

特典映像で原作者のインタビューを見ると原作は、
どんな困難や障害があっても乗り越える事は出来るし、またそれを乗り越える事で成功を掴める。
という超ポジティブな姿勢で書かれたものらしい。

映画も終わりの方でそんな感じになるけど、全体としてはちょっと違うかなぁと思える。
もっと人間の心の奥の方のダークな部分に焦点を合わしている感じ。
原作のファンはそこに違和感を覚えたのかもしれない。

ただ映画自体の出来は、酷評(どんな酷評をされたのか知らないけど)されたほど悪くは無く、
将来的に原作を知らないで観た人が“傑作”と評価する事も無くは無いのかなぁと思える。

音楽がかっこよく、印象に残るシーンもチラホラと有った。
中盤、土砂降りの雨の中登場人物がそれぞれ感情を爆発させるシーン。
バックに流れるロック(誰のなんていう曲なのかは分からない)がかっこよくて、かなりの名シーンだった。

さて、タイトルの『ハサミを持って突っ走る』。
誰がどんな形で突っ走るのか、興味は尽きなかったんですが、

途中ハサミを持つ人物2名。しかし突っ走らず。
突っ走る人物1名。しかしハサミを持たず。

結局タイトルの意味はなんだったんだろう?
何かの比喩?ブンガク的表現?アメリカにはそういう格言があるのか?
映画を観た限りでは謎です。
だからと言って原作を読む気にはならず。活字離れは深刻です。


ポスターの絵柄は結構好き。


2本 『ヒトラーの贋札』『迷子の警察音楽隊』 [2008年1月に観た映画]

2008年1月に観た映画。

『ヒトラーの贋札』
『迷子の警察音楽隊』


ネタバレ等も有るかもね。 ↓ 彼、アル・カポネ。(『アンタッチャブル』より)







『ヒトラーの贋札』  シャンテシネ2
“DIE FALSCHER” (2007・ドイツ=オーストリア) 1h36
監・脚 : ステファン・ルツォヴィツキー
出 : カール・マルコヴィクス、アウグスト・ディール、デーヴィト・シュトリーゾフ

第2次大戦末期、ナチスのニセ札作りに加担させられたユダヤ人達がいた。

そんな中、悪の塔に閉じ込められたお姫様を救出に向かう泥棒さん。
なんていうストーリーだったら、ボンクラな自分なんかは「ウッヒョォ~!」と小躍りして喜ぶ所ですが、
本作は至って真面目な映画なのでそんなストーリーではありません。

戦争における狂気、極限状況の中で信念を貫く事の大切さと困難。
などが描かれています。

それにしても戦争という狂気の中では人間はあそこまで残酷になり、
他者を思いやる心が欠落するものなのかと思うと怖かった。

その事を体現しているのがある一人のナチスの兵士。
その兵士も元からそんな人間だったはずではなくて、家に帰れば家族がいるはずで、
家族にとってすればよき夫であり、よき父親であるはず。という事も想像できます。
それが何故にユダヤ人というだけであれだけ人の道に外れる行為が出来てしまうのか。

結局怖いのは戦争云々ではなくて、人間である。という事なんだろうか。

ラストで主人公がその兵士に復讐に向かう。という展開を想像してしまう所がまたしてもボンクラ。
真面目な映画なんだからそんな事無ぇっつぅの。





『迷子の警察音楽隊』  シネカノン有楽町2丁目シアター1
“THE BAND'S VISIT” (2007・イスラエル=フランス) 1h27
監・脚 : エラン・コリリン
出 : サッソン・ガーベイ、ロニ・エルカベッツ、サーレフ・バクリ、カリファ・ナトゥール


エジプトの警察音楽隊がイスラエルを訪れ、迷子になってひと休み。

ほんわかコメディかと思っていたら、ビタースウィートな大人のお話しでした。
ホロ苦っス、チョイ甘っス、そして大人っス。

イスラエルとエジプトやアラブ諸国との歴史的背景を勉強してから観た方が良かった。

かつて戦争状態にあったイスラエルとエジプト。
今も緊張状態にあるイスラエルとアラブ諸国。

迷子の音楽隊と、音楽隊を不思議な縁で世話をすることになる食堂の女主人や食堂にたむろする男2人はその垣根を取っ払い、一人の人間として交流する姿が描かれている。
イスラエルとエジプトの歴史を把握していればその関係性にもっと思う所があったのかもしれない。

音楽隊。ならばラストはその演奏で大盛り上がり。をボンクラは期待。
確かにラストで演奏しますが、
『スウィング・ガールズ』じゃないんだから、大人なんだから、ビターでスウィートなんだから、
そんな盛り上げねぇっつぅの。


2本 『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』『ピューと吹くジャガー THE MOVIE』 [2008年1月に観た映画]

2008年1月に観た映画。

『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』  
『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』

ネタバレなんか有ったりしちゃったりしてぇこのこの~。






『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』  テアトルダイヤ
“MR.BEAN'S HOLIDAY” (2007・イギリス) 1h29
監 : スティーヴ・ベンデラック
出 : ローワン・アトキンソン、エマ・ドゥ・コーヌ、マックス・ボルドリー、カレル・ローデン、ウィレム・デフォー

10年ぶりの劇場版2作目。さすがにビーンも老けた。

客席には小学生の低学年と思われる男の子2、3人のグループ(当然保護者の方もいた模様)がいて、この子達が大爆笑。
ビーンが何をやるにもゲラゲラ笑っていて、物凄くこの映画を楽しんでいる。
それにつられてこっちの方も面白さ三割増しといった感じで楽しめた。

コメディにおいて最高の演出効果はお客さんの笑い声である。と、三谷幸喜さんも仰られていますが、この映画をこの少年達がいたこの回に観られて良かった。
ありがとう少年達。

ビーンが運転中に睡魔に襲われるシーンが面白かった。
ベタな笑いが満載の本作において一際ベタでは有るけど、
そのベタで笑いが取れるのがプロのコメディアン。

個人的睡魔ネタ面白TOP3の発表。

本作のR・アトキンソン。
ナインティナインの岡村さん。
そして、志村けんさん。





『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』  シネりーブル池袋1
(2008・日本) 1h39
監 : マッコイ斉藤
出 : 要潤、大村学、高橋真唯、小木博明、なぎら健壱、板尾創路、カルーセル麻紀


物凄くつまらない映画を観た場合、その憤りのはけ口として、
この恨み晴らさでおくべきか」と、恨み骨髄で一生根に持つ。
またはブログなどに「これでも喰らえっ」と言わんばかりに罵詈雑言を書き連ねる。
といった事も有りましょう。

自分もかつては恨み骨髄タイプでしたが、つまらない映画を数多く観てきてある時気付きました。

観る映画が常に面白くあって欲しい。というのは誰しもが願う事ですが、
それはあまりにも高望みすぎますし、
もしそうであった場合に面白さの基準が1本観る毎に上がっていく事になってしまいます。 

それではまるで'80年代『少年ジャンプ』黄金期の様に、
悪役は止め処も無く強くなり、主人公はそれに輪をかけて強くなる。
といったインフレ現象と同じ事です。

上を見るとキリがないのです。

そこで面白さの基準を上げるのではなく、グゥ~っと下げるというものの考え方をしてみましょう。
その時に必要不可欠なのがつまらない映画です。

仮に物凄くつまらない映画“A”というのを観たとして、その後これも物凄くつまらない映画“B”を観たとします。
でも“B”の方は、“A”よりも少しだけ面白い所があった。

これは“A”という下の基準が有ったからこそ“B”の面白さに気付く事が出来た。と言えると思います。

このようにつまらない映画を観て基準を下げる事によって面白いと思える幅を広げる事ができるのです。

ですからつまらない映画を観させられたからといってむやみに腹を立てる必要はなくて、
この後面白いと思える映画が増える。と、ポジティブに考えてみてはいかがでしょうか。

と言ってはみたものの自分もまだまだ修行が足らず、
つまらない映画を観ると嬉々として悪口を書いてしまいますが。

こういう事を書いているとまるで本作が物凄くつまらなかったかのようですが、決してそうではありません。

あくまで個人的感想ですが、数年前に観た野球を題材にしたコメディ映画『逆×ナイ×』。
これが邦画のコメディでは今までの最下限。
それを基準にすると、本作は充分笑える映画でした。

ありがとう『×境×イン』。基準を下げてくれて。


『28週後...』 [2008年1月に観た映画]

2008年1月に観た映画...

『28週後...』

ネタバレ、妄想などあります...お気をつけて...






『28週後...』  池袋HUMAXシネマズ4 シネマ2
“28WEEKS LATER” (2007・イギリス=スペイン) 1h44
監・脚 : ファン・カルロス・フレスナディージョ  製揮 : ダニー・ボイル
出 : ロバート・カーライル、キャサリン・マコーマック、イモージェン・ブーツ、マッキントッシュ・マグルトン、ローズ・バーン、ジェレミー・レナー

面白かった。決して万人受けする映画ではないけど。
島国イギリスならでは、かどうかはよく分からないが、前作『28日後...』と同じく物語が徐々に閉じた方向に向かう閉塞感、閉じた所に追い詰めていく緊迫感がスゴイ。

『28日後...』の“HELLO”ヴァージョンのラストの一気に開ける開放感が好きだったんだけど、
今回もある意味開けた終わり方。
奴らがドーバー海峡超えちゃったらヨーロッパ、アフリカ、アジアは速攻で全滅。
でも日本は島国だから大丈夫かも。
そうなると次の舞台は日本?
奴らは対馬海峡をも越えてしまうのか?

『ジェシー・ジェームズの暗殺』にも出ていたJ・レナーが見せる男気に感動。
途中まではヤな奴かもと思わせておいてのあの男気にはやられた。


『ジェシー・ジェームズの暗殺』 [2008年1月に観た映画]

2008年1月に観た映画。

『ジェシー・ジェームズの暗殺』

ネタバレ等も有る模様。






『ジェシー・ジェームズの暗殺』  シネマサンシャイン6番館
“THE ASSASSINATION OF JESSE JAMES BY THE COWARD ROBERT FORD” (2007・アメリカ) 2h40

監・脚 : アンドリュー・ドミニク  製 : リドリー・スコット  製揮 : トニー・スコット
製・出 : ブラッド・ピット
出 : ケイシー・アフレック、サム・ロックウェル、ジェレミー・レナー、ポール・シュナイダー、サム・シェパード、メアリー=ルイーズ・パーカー

1880年代、アメリカ。悪のヒーローだったジェシー・ジェームズと、ジェシー・ジェームズを殺したとされるロバート・フォードの物語を現代的視点を交えて新解釈で描く。

アメリカでは超有名人とされるジェシー・ジェームズの事は全く知らなかったけど、
映画の終わりの方でその人となりが当時の流行歌みたいな形で知れる。

その歌詞によると、ワルであり、正義の人であり、家庭人であり、そしてヒーローであった。

一方その歌ではロバート・フォードの事は、仲間であるジェシー・ジェームズを裏切り、なおかつ背後から銃撃した卑怯者として歌われている。

多分大体そんな感じでアメリカ人の記憶には刻み込まれてきたんだと思う。

この映画では、ジェシー・ジェームズの犯罪者としての顔が強調されている。
猜疑心が強く、冷酷であり、非情である。

ジェシー・ジェームズを裏切りにあってもおかしくない凶悪な犯罪者として描くことで、
ロバート・フォードが歌に歌われているような裏切り者だったのか疑問に思えてくる。

ロバート・フォードはジェシー・ジェームズというカリスマ性を持った人物に人生を振り回されたある意味被害者なのかもしれない。

2時間40分と長尺の映画。CG無しの映像を落ち着いて観れました。

C・アフレックのまったり口調とアホっぽい演技、結構好きです。
アホっぽいけどアホじゃない。それが出来るC・アフレックって逆に相当頭の良い人だと思う。

ネガティブ・マネージメント・モー・ヘンリー。


2本 『ペルセポリス』『やわらかい手』 [2008年1月に観た映画]

2008年1月に観た映画。

『ペルセポリス』
『やわらかい手』

ネタバレ、個人的感想有り。ご注意。






『ペルセポリス』  シネマライズ2F
“PERSEPOLIS” (2007・フランス) 1h35
監・脚・原 : マルジャン・サトラピ   監・脚 : ヴァンサン・パロノー
声 : キアラ・マストロヤンニ、ガブリエル・ロペス、ダニエル・ダリュー、カトリーヌ・ドヌーヴ


イラン人女性M・サトラピ監督の半生を描くアニメーション。

予告の印象だと、イランにおける男性社会に闘いを挑む女性を描く。
といった映画なのかと思っていたけど、かなり違った。

戦争、異国での疎外感、恋人の裏切り、帰郷して知る自分の国の旧態然とした社会。など色々と有るけどそれでも私は前向きに生きてます。
そんな私を見て。
的な独りよがりの自分史のように感じた。
観終わった直後は。

しばらくして考えてみると、この映画で大事なのは“知る”事だと気付いた。
イランという国、イランにおける女性蔑視の現実、その中で女性が何を感じ何を思っているのか。
それらを“知る”事が大事。

原作はM・サトラピ監督自身のグラフィック・ノベル。
映画化に際しては実写という選択も有っただろうけど、アニメーションで良かったと思う。

絵によって描かれた人物は国籍不明に見えるために(喋っているのがフランス語というのも大きい)、
イランの女性という固定観念がなくなり、一人の女性として見る事が出来る。





『やわらかい手』  ル・シネマ1?2?(右側の方)
“IRINA PALM” (2007・ベルギー=ルクセンブルグ=イギリス=ドイツ=フランス) 1h43
監 : サム・ガルバルスキ
出 : マリアンヌ・フェイスフル、ミキ・マノイロヴィッチ、ケヴィン・ビショップ、シヴォーン・ヒューレット、ドルカ・グリシュ

愛する孫のために風俗店で働くおばあちゃん。

コメディだと思ってたんですが、確かに笑える所もあるものの、
なんと言うか、
一言で言って暗い。

思うに『フル・モンティ』の呪縛から抜け出したいんじゃないだろうか。

イギリスが舞台で、庶民が抱える問題をテーマにしたコメディ。
と言うとどうしても真っ先に『フル・モンティ』を思い浮かべてしまうし、『フル・モンティ』のような映画を期待してしまう。

“『フル・モンティ』『フル・モンティ』って、ウッセェんだよえ~いこうなったら思いっきり期待を裏切ってやる。”
という事で、ここまで暗くなってしまったんじゃないだろうか?と邪推してみました。

自分がこの映画をひたすら暗く感じたのは、音楽が最大の理由。
とにかく音楽が暗い。辛気臭いメロディを泣きのギターで奏でる。
途中からその音楽が流れる度にゲンナリと暗い気持ちになった。

帰りの山手線で、“ガリガリ君”でお馴染みのポカスカジャンのリーダー大久保ノブオさんを発見。
背が高くてメガネの人。

大きめの荷物を持った人が乗車。
その荷物がやけにカランカランと音がするなぁと思って、フト顔を見たら大久保さんだった。

“あぁ~、そのカランカランはネタで使う手作り楽器かぁ。”と納得。


『デュークス・オブ・ハザード』 [2008年1月に観た映画]

2008年1月、ノー天気に観た映画。

『デュークス・オブ・ハザード』

ネタバレなど有ります。ご注意なさって。






『デュークス・オブ・ハザード』  DVD(レンタル)
“THE DUKES OF HAZZARD” (2005・アメリカ) 1h47
監 : ジェイ・チャンドラセカール
出 : ショーン・ウィリアム・スコット、ジョニー・ノックスヴィル、ジェシカ・シンプソン、ウィリー・ネルソン、バート・レイノルズ

アメリカの昔のテレビドラマ『爆発!デューク』の映画化。
そのドラマ全く知らなかったけど本作を観る上ではほとんど問題なかった。

いわゆる“おバカ映画”に属する映画。正にノー天気。元気で明るくてエッチ。
頭カラッポで楽しめました。
この映画の登場人物たちのように生きられたら、さぞかし楽しいだろうなぁと少し羨ましくもあります。

「ィヤァ~ッ!」「ヒィ~ハッ!」「ホゥ~ッ!」などなど至る所で威勢のイイ掛け声が聞けますが、
やはり掛け声にも上手い下手が有ると思います。
その点S・W・スコット、J・ノックスヴィルは相当上手いので、聞いてて気持ちイイ。

この映画の目玉はカーアクション。近年のカーアクションではトップレベルだと思う。
ジャンプ、ドリフト、クラッシュ。それらをどれだけ気持ちよく見せられるかが追求されています。

ただ、車を運転する前に本作を観るのはちょっと危険かも。
本作のノリで運転しちゃうと大変な事になっちゃいます。

だから劇場未公開?
シネコンに車で行って、帰りに大クラッシュ。
などという、本作顔負けの強者がいないとも限りません。


『ブラザー・ハート』 [2008年1月に観た映画]

2008年1月にひっそりと観た映画。

『ブラザー・ハート』

ネタバレ、悪口あります。ご注意してください。






『ブラザー・ハート』  DVD(レンタル)
“I'LL SLEEP WHEN I'M DEAD” (2004・アメリカ) 1h43
監 : マイク・ホッジス
出 : クライブ・オーウェン、ジョナサン・リス=マイヤーズ、マルコム・マクダウェル、シャーロット・ランプリング

この映画劇場未公開ですが、なんと言ってもポスターがイイ。
あまり見ない色使いがカッコイイ。



ポスターの画像を見るならここがおススメ。

P-DOGS
高円寺にお店が有ります。ポストカードも大量に有ります。
Internet Movie Poster Award
海外のサイト。ヘンなとこ「ポチッとな」しなければ多分大丈夫だと思います。
主にアメリカ映画の昔のポスターから公開前のポスターまで。
見たら病みつきになっちゃいますので御注意を。

C・オーウェンが主演。
C・オーウェンと言えば、サンダル履きの救世主『トゥモロー・ワールド』(2006)。
ウィル・スミスの『アイ・アム・レジェンド』に失望した方はこちらでお口直しを。
アルフォンソ・キュアロン監督が描く混沌とした近未来世界での冒険に、振り回され投げ飛ばされ突き落とされまくってください。

本作はC・オーウェンが『トゥモロー・ワールド』の2年前に主演した映画。

イギリスが舞台の復讐ドラマ。

J・R=マイヤーズが序盤でトンデモない事になります。
M・マクダウェルに×××されちゃいます。
ドン引きされてもお構い無し。という製作側の強い信念が感じられますが、
クライマックスで明かされるM・マクダウェルの「あの野郎、スゲェむかついたから。」という理由に更にドン引き。

マフィア間の抗争らしきものが伏線で張って有りますが、
伏線だったのかなんなのか、ほったらかしで終わります。

観終わって、なんかヘンテコな映画観ちゃったなぁ。という感じです。

C・オーウェンは無口な役が多いですが。本作は特に無口。
ついでにムサ苦しい。
ポスターで見られるパリッとした姿は最初と終わりの方でしか見られません。


『雪の女王 〈新訳版〉』 [2008年1月に観た映画]

2008年1月の晴れた日に観た映画。

『雪の女王 〈新訳版〉』

ネタバレ等も有ります。御注意の程を。






『雪の女王 〈新訳版〉』  シネマ・アンジェリカ
〈1957・ソ連〉 1h15
監・脚 : レフ・アタマーノフ
声 : ヤニーナ・ジェイモー、アンナ・コモローワ


宮崎駿さんが若い頃に影響を受けた作品という事です。

ヒロインの
ゲルダは宮崎アニメのヒロインの原型の様。
可憐で一途で芯が強い。

一方ゲルダが旅の途中で出会う山賊の娘は、性格悪そうに見えて実は心根の優しい少女。
これも宮崎アニメにはよく見られるキャラ。モンスリーとかクシャナ姫とか。

フルアニメーションは動きが滑らかで観てて気持ち良い。
現在フルアニメーションはCGがメインの様ですが、手描きのフルアニメは温かみが有って良いです。

お目目パッチリの動物たちのデザインは、ディズニー、手塚治虫さんの作品に出てくるキャラクターに似ている。

クライマックス、雪の女王との対決を過剰に盛り上げない。
物足りなくも思えますが、のどかな感じで良かったです。

雪の女王は人間の邪悪な心の象徴とも取れるので、
それを正すのは、暴力によるものではなくてゲルダ達の清らかな心でしかない。
というメッセージなのかもしれない。

それに続くめでたしめでたしの大団円で“おしまい”というのものどかで良かった。


同時上映は『鉛の兵隊』。
『雪の女王』と同じくアンデルセン童話原作の20分の短編アニメ。

お話し自体は小さい頃NHK教育テレビなどで観て知っているはずだったけど、
あそこまで悲恋だったとは。大人になってから観るとより切ないです。


2本 『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』『グミ・チョコレート・パイン』 [2008年1月に観た映画]

2008年1月のある日に観た映画。

『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』
『グミ・チョコレート・パイン』

ネタバレ、悪口等も含んでおります。御注意のほどを。






『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』  新宿アカデミー
“ALIENS VS. PREDATOR : REQUIEM” (2007・アメリカ) 1h34
監 : コリン・ストラウス / グレッグ・ストラウス
出 : スティーヴン・バスクール、レイコ・エイルワース、ジョン・オーティス

あまり良い評判を聞かないのでその覚悟で観た。

評判が良くないのは人間のドラマ部分が退屈だからだと思う。
正直この映画の中で人間は、エイリアンかプレデターのどちらかにやられちゃうだけの存在なんだからドラマなんか必要ないのかもしれない。

でも、それじゃあエイリアンとプレデターだけの話しにすればいいのかと言うと、それはチョット難しい。
エイリアンもプレデターも喋んないし、両方とも本能の赴くままに殺し合うだけだからドラマにならない。

このシリーズの最終目標は『エイリアン』の1作目に繋げることの筈だから、
どうしても人間を絡めなくてはならないんだろうとは思う。
しかし、それにしても退屈過ぎた。

ラストはなんか『ターミネーター』の繋ぎ方に似ていた。
『エイリアン』に辿り着くまではまだ色々と有りそう。

本作では『エイリアン2』からの引用が多かったように思う。
原題からして“ALIENS~”になってるし。
その他に音楽、母と娘、その娘の叫び声、軍隊の登場など。

『エイリアン2』好きの自分としては、その点では楽しめた。





『グミ・チョコレート・パイン』  テアトル新宿
(2007・日本) 2h07
監・脚 : ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出 : 石田卓也、黒川芽衣、金井勇太、森岡龍、柄本佑、大森南朋、甲本雅裕、マギー


ボンクラ高校生の’80年代青春グラフィティ。

良い映画でしたが、「ボンクラ」「’80年代青春」というキーワードに、
ボンクラ未だ更新中の自分としては、
胸の奥を、時に虫ピンでチクチクされたり、時にアイスピックでグサグサされたりと大変でした。

ケラ監督がラストに「ボンクラでもいいんだよ」と言ってくれてるのを言い訳にして、
“ボンクラ続けられるのもある種才能”と開き直って生きてみようかと思います。

目指すは自由ボンクラ党〈自ボン党〉初代総統!

などと言ってる事がボンクラの証。


2本 『魍魎の匣』『再会の街で』 [2008年1月に観た映画]

2008年1月の寒い日に観た映画。

『魍魎の匣』
『再会の街で』

ネタバレ、悪口、妄想なども有ります。何卒御注意を。






『魍魎の匣』  新宿ミラノ2
〈2007・日本〉 2h13
監・脚 : 原田眞人
出 : 荒川良々、谷村美月、笹野高史、宮藤官九郎

大雑把に言ってキャラクター映画。
個性的なキャラクター達に愛着を持てれば楽しめると思う。

敗戦から復興しつつある日本。お耽美ないかがわしさが事件の背景となっている事も本作の魅力の一つではあると思いますが、
ここはキャラクターモノとだけ考えて年齢別のキャスティングを妄想してみました。

小説は読んだ事が無いので、あくまで映画のキャラクターの印象で。
異論はもちろん有ると思いますが、そこは妄想好きの戯言と見逃していただきたい。

本作は1952年という設定。役者さん達の年齢から推察して登場人物達も40歳ぐらい。
因みに映画のキャストは、

中禅寺 ・・・ 堤真一さん(43)
榎木津 ・・・ 阿部寛さん(43)
関口  ・・・ 椎名桔平さん(43) 前作『姑獲鳥の夏』は永瀬正敏さん(41)

木場  ・・・ 宮迫博之さん(37)

カッコ内は今現在のおおよその年齢です。

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閑話休題。

関口の役は何で変わったんでしょう?
最初、永瀬さんが出ていないという事は、関口が出ていない。
のかと思ったら、永瀬さんから椎名さんに変わったという事が観てから分かった。

前作とは関口の性格が180度ぐらい変わったのも不思議だったんですが、
それは前作で関口の憑き物が取れたという事なんでしょうか?

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それでは妄想開始。まずは70歳代バージョン。

中禅寺 ・・・ 仲代達矢さん(75)
榎木津 ・・・ 山崎努さん(71) または大バクチで美輪明宏さん(72)
関口  ・・・ 杉浦直樹さん(76)
木場  ・・・ 伊東四朗さん(70)

物語の舞台は1986年バブル目前の日本。
ハレー彗星の大接近をきっかけに巻き起こる怪事件の真相におじいちゃん達が挑む。

大バクチの美輪さんバージョンの場合は、榎木津に何が有ったのか?
という所も見所になりそう。

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そしてこの70歳バージョンをハリウッドでリメイク。
ぴったり来るのが『スペース・カウボーイ』のキャスト。

中禅寺 ・・・ クリント・イーストウッド(77)
榎木津 ・・・ ドナルド・サザーランド(73)
関口  ・・・ ジェームズ・ガーナー(79)
木場  ・・・ トミー・リー・ジョーンズ(61)

70歳代で統一するなら木場の役はイーストウッドつながりで、
ジーン・ハックマン(77)か、モーガン・フリーマン〈70〉。

なんかものすごく観たくなってきた。

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続いて50歳代バージョンはかなり世界を意識して。

中禅寺 ・・・ 役所広司さん(51)
榎木津 ・・・ 渡辺謙さん(48)
関口  ・・・ 真田広之さん(47) 
木場  ・・・ 國村隼さん(52) 『ブラック・レイン』に出演という事で。

物語の舞台は1963年のアメリカ。
ケネディ暗殺の謎に挑む・・・

挑んじゃうと解決しちゃいそうですが。

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以上です。軽い気持ちで始めたのはいいものの、なかなか難しかった。
でも妄想してて楽しかった。

今日の(この回だけかも)ミラノ2は底冷えのする寒さ。
間違えて冷房付けてんじゃねェの?と疑いたくなるぐらい寒かった。

映画を観終えて外に出たら、外の方がよっぽど暖かかった。






『再会の街で』  新宿武蔵野館1
“REIGN OVER ME” 〈2007・アメリカ〉 2h02
監・脚 : マイク・バインダー
出 : アダム・サンドラー、ドン・チードル、ジェイダ・ピンケット=スミス、リヴ・タイラー、サフロン・バロウズ、ドナルド・サザーランド

人のこころの傷つき方は人それぞれで、傷の癒し方もまた人それぞれ。

この人はこういう災難に遭ったんだから、これ位傷ついていて、だからこうすれば良し。
というのは便宜上そうせざるを得ない部分も有るとは思うけど、それではあまりにも押し付け過ぎる。

なんでも押し付けるのは良くないです。

その点で本作のチャーリー(A・サンドラー)はラッキーだった。
親身に考えてくれるアラン(D・チードル)がいて。
もっとラッキーだったのは判事があの判事(D・サザーランド)だった事。

それにしてもアランはイイ人。
自分があれぐらい人に対して親身になれるかと考えると絶対に無理。
怒鳴られた時点でスーッと離れていきます。

音楽方面に疎いのが、本作の様な音楽がたくさん流れる映画を観るときの悩みの種。
詳しい人が観れば(聴けば)、“オオッ、その曲で来るか”“んっ、そういうチョイスも有るか”と楽しみも増えると思う。
その楽しみ方が出来ないのでいつも悔しい思いをしています。

でも本作で流れる曲は良かった。

ネガティヴ・カッター・モー・ヘンリー。


2本 『チャプター27』ベティ・ペイジ』 [2008年1月に観た映画]

2008年1月の晴れた日に観た映画。

『チャプター27』
『ベティ・ペイジ』


ネタバレ、悪口なども含んでおります。御注意されたし。






『チャプター27』  シネクイント
“CHAPTER27” (2007・カナダ) 1h25
監・脚 : J・P・シェファー  製揮・出 : ジャレッド・レト
出 : リンジー・ローハン、ジェダ・フリードランダー

ジョン・レノンを殺害したマーク・デイヴィッド・チャップマンの実像に迫る。

その心理を代弁しているのが、小説「ライ麦畑でつかまえて」(J・D・サリンジャー)。
その小説を読んでから観た方が良かった。

勉強不足で読んでないために、どういう心理で犯行に及んだのかよく分からなかった。

本作を観た限りで思ったのは、
チャップマンの、“自分と他人は違うんだ。自分はもっと凄い事が出来るはずなんだ。”
という思い込みから起こした犯行に思えた。

J・レトは「ロンリー・ハート」では髪の毛を剃り上げ、本作では30kgの体重増。
どうやらデ・ニーロになりたいらしい。

ただ本作で無意味に裸になるのは、役者魂を見せつけられている様でなんかヤだった。





『ベティ・ペイジ』  シネマライズBF
“THE NOTORIOUS BETTIE PAGE” (2005・アメリカ) 1h31
監・脚 : メアリー・ハロン
出 : グレチェン・モル、リリ・テイラー、デヴィッド・ストラザーン

G・モルは『ラウンダーズ』『ミュージック・フロム・アナザー・ルーム』等で見て可愛いなぁと思っていた。
本作で久しぶりに見たら相変わらず可愛かった。

本作はG・モル目当てで観たようなものなので、その可愛さだけで充分に満足しました。

B・ペイジの半生を描くとともに、1950年当時はただの異常者と思われていた性的嗜好を持つ人達の姿も描かれている。
その人達を見つめるM・ハロン監督の目は限りなく優しい。

人それぞれでいいんだよ”と

概ね賛成ですが、子供に悪影響を及ぼすのだけは良くありません。


4本 『アイ・アム・レジェンド』『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』『椿三十郎』『俺達フィギュアスケーター』 [2008年1月に観た映画]

2008年1月の或る日に観た映画。

『アイ・アム・レジェンド』
『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』
『椿三十郎』
『俺たちフィギュアスケーター』

ネタバレ、悪口、悪ふざけなども有ります御注意を。






『アイ・アム・レジェンド』  新宿ミラノ1
“I AM LEGEND” (2007・アメリカ) 1h40
監 : フランシス・ローレンス
出 : ウィル・スミス、アリシー・ブラガ

前半良いけど後半今イチ。という意見をよく耳にする映画なので、その覚悟で観た。

残念ながらその通り。
残念ながらの自己犠牲。

あそこまで追い込まれたら仕方ない気もするけど。
救世主たるものは死んでこそ救世主。という事でしょうか。

荒廃したニューヨークの映像は素晴しい。
実際ニューヨークに住んでいる、行った事の有る人達にはかなりインパクトの有る映像だと思う。

日本映画じゃまず無理だな。と、お思いのあなたに耳寄りな情報を一つ。
そんな映像が日本の映画にも有ります。

それは『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』(1999)。
夜の渋谷の駅前に飛来するガメラ。

映画自体はなんだかなぁな出来ですが、そのシーンだけはやられちゃいました。
特技監督は樋口真嗣さん。

今でも夜の渋谷駅前に行くと空を見上げて「ガメラ来ねぇかなぁ」と思ってしまいます。

ネガティヴ・マネージメント・モー・ヘンリー。





『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』  新宿プラザ
“NATIONAL TREASURE : BOOK OF SECRETS” (2007・アメリカ) 2h02
製・監 : ジョン・タートルトーブ
出 : ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ジャスティン・バーサ、エド・ハリス、ハーヴェイ・カイテル

お宝探しの動機付けが納得できなかった。
お宝見っけたらご先祖様の汚名を返上出来る。
そう断言されたらそうなんでしょうけど、説得力は乏しい。

映画の入口からつまづきましたが、謎解きになってからは面白かった。
アメリカ史に絡めた謎解きは、その点に全く疎い自分でも充分楽しめました。

しかし終盤になって気付いちゃいけない事に気付いてしまいました。

「あれっ、話しの展開が前作と同じだ。」

それに気付いたら急速に醒めました。
お宝探しの動機付けからして、ご先祖様の汚名返上というのも前作と同じだったのでもっと早く気付くべきでした。

結果本作は、登場人物を増やして同じパターンのスケールアップ。〈スケールアップしているのかはちょっと疑問〉
という続編らしい続編でした。

『アビス』ファンには堪らない、E・ハリスが水と格闘するシーンが有ります。
E・ハリスには水がよく似合う。と、つくづく思いました。





『椿三十郎』  新宿オスカー劇場
(2007・日本) 1h59
監 : 森田芳光  脚 : 菊島隆三/小国英雄/黒澤明
出 : 織田裕二、豊川悦司、松山ケンイチ、佐々木蔵之介、中村玉緒、藤田まこと


黒澤明監督の『椿三十郎』(1962)のリメイク。

オリジナルは、黒澤作品で観たものの中で一番好きな作品。
それを何故か(失敬)森田監督がリメイク。

という事でかなり不安だったけど(これまた失敬)、観たら面白かった。

かなり忠実にリメイクされているけど、有名なあのシーンは変えている。
賛否有ると思いますが自分としては、
「そのシーンは是非オリジナルでご覧下さい。」
という森田監督の心遣いだと思いました。

ただ本作のはチョットしつこかった。
ジャッキー・エフェクト使ってるし。

(説明しよう。“ジャッキー・エフェクト”とは、ジャッキー・チェンの映画のクライマックスでしばしば使われる、大一番のアクションを複数のカメラで撮り、繰り返し見せることである。

因みに“ジャッキー・エフェクト”の命名はスチャダラパーの皆さんである。

更に因みに本作の場合、厳密には“ジャッキー・エフェクト”では無いのである。

その更に因みに、じゃあ何で“ジャッキー・エフェクト”なる言葉を使ったのか?
それはただ単に使ってみたかったからである。

“説明しよう”というフレーズも使ってみたかったのである。
という事実がある事も認めざるを得ないのであるのである。)

新キャストはほとんど違和感無かった。
中でも佐々木蔵之介さんが良かった。表情だけで笑わせられるのがスゴイ。
イイ表情持ってんなぁ、と感心してしまう。

女中三人組が『バカ殿』っぽくなってしまったのだけが残念。





『俺たちフィギュアスケーター』  新宿ジョイシネマ1
“BLADES OF GLORY” (2007・アメリカ) 1h33
監 : ウィル・スペック / ジョシュ・ゴードン  製 : ベン・スティラー
出 : ウィル・フェレル、ジョン・へダー、ジェナ・フィッシャー、ウィル・アーネット、エイミー・ポーラー、クレイグ・T・ネルソン、ウィリアム・フィクトナー、ルーク・ウィルソン

本作は都内では渋谷GAGA!だけの上映かと思っていたら、映画館の前を通ったら新宿ジョイシネマでも上映している事が分かった。
早く観たい映画だけど、4本はさすがにキツイので悩んだ。

でも観ちゃいました。

面白かった。笑った。フィギュアスケート版『少林サッカー』というノリ。
下ネタ大増量で。
フィギュアスケートを本気で愛している方には噴飯ものの内容ですが。

やっぱり面白ぇなぁW・フェレル。正に今が旬。
J・へダーとのいがみ合いが面白い。

日本で本作の様なおバカなノリのコメディを出来る人はいないものかと思っていたら、いました。
正月のテレビで久々にネプチューンのネタ(エア三味線をする兄弟のコント)を見たら、正に本作の様なノリ。
ホリケンワールド全開で笑わせてもらいました。

たけしさん、松ちゃん、ウッチャンと映画を撮るお笑いの方はいますが、(吉本興業も映画に力を入れているみたいですが、未見でスイマセン。)
ホリケンさんが映画を撮ったらなんかとてつもないおバカ映画が観れそう。


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