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崖の上のポニョ [2008年7月に観た映画]

『崖の上のポニョ』
(2008・日本) 1h41
監督・原作・脚本 : 宮崎駿
声の出演 : 土井洋輝、奈良柚莉愛、山口智子、所ジョージ、長島一茂、天海祐希

宮崎ジイジがチビッ子たちに向けて語る“はやお童話”。
大人がどーこー言う映画ではなくて、チビッ子たちが楽しんで、とりあえずは「そーすけかっちょい~」「ポニョかわい~」と思ってくれて、チビッ子たちの頭だか心のどこかにそーすけとポニョの一途な想いと、その想いを大切にする気持ちが残ってくれればそれで良しなんだろうと思います。
それでも大人たちにどーこー言われちゃうのは世界の宮崎だから致し方ない。
しかし大人目線で観ても、そーすけはかっちょ良かったし、ポニョは可愛かった。

エンドロールが短かいのはチビッ子たちに合わせているのだろうと思う。
しかしそれならば1時間41分という上映時間自体が長すぎやしないだろうか?
それはチビッ子たちの集中力云々の問題ではなくて、おトイレタイムの問題として。
現にこの回でも、終了間際にトイレに行って戻ってきたら映画が終わっていたチビッ子がいました。
途中に休憩タイムがあってもよかったんじゃなかろうか。
その間『コナン』のパタパタの『ポニョ』版とか、宮崎ブタが延々と寝そべっている姿だとかを流して。
チビッ子たちはしたい時が出る時ですから、休憩タイムが有っても意味は無いのかもしれないけど。

未来少年コナン トコトコロボノイド (ラナ)


宮崎駿 『雑草ノート』 悪役一号 2nd. (ポリストーンスタチュー)






人面魚形態、半魚人形態、5歳児形態。と可変するポニョですが、半魚人形態(バルキリーで言う所のガウォーク形態)の時は山田花子さんに似ていた。
マクロスプラス 1/60 完全変形版 YF-19


無花果の顔

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BUG/バグ [2008年7月に観た映画]

『BUG/バグ』
“BUG” (2007・アメリカ) 1h42
監督 : ウィリアム・フリードキン
出演 : アシュレイ・ジャッド、マイケル・シャノン、ハリー・コニック・Jr、リン・コリンズ、ブライアン・F・オバーン

てっきりSFなのかと思っていましたが、その実態は妄想トンデモ話しでした。
妄想が妄執となり、その果てに行き着いたラストはキレがあってカッコよかった。
エンドロールが無かったら更にキレのある『現金に体を張れ』(1956)のような感じになったかもしれない。
ただ、そのエンドロール中に意味有りげな映像が2回映ります。
その映像にどんな意味があったのかは残念ながらよく分かりませんでした。

舞台劇の映画化。その舞台がそうだったからなのか会話中心で物語は進みます。
英語が分かればその会話の意味とかが深読みできて面白いのかもしれません。


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クライマーズ・ハイ [2008年7月に観た映画]

『クライマーズ・ハイ』
(2008・日本) 2h25
監督・脚本 : 原田眞人
出演 : 堤真一、堺雅人、尾野真千子、山崎努

原作有りきの映画のように思えました。
原作を読んでいないと付いていけないかもしれません。
たまたま原作を読んでいたので、何とか見失わずに観れました。

ラスト、主人公と息子の和解に話しを持っていくのはどうなんだろう。
大惨事であるジャンボ機墜落をある種の一大イベントとして考える新聞記者のプライドだか何だかをメインに描きながら、サブストーリーのように思えた主人公と息子の確執の決着で映画を終わらされても何だかなぁな気分です。
そこら辺原作では親子の確執も充分に描かれていたので問題なく読めたような気がします。


クライマーズ・ハイ (文春文庫)

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マーズつながりで。

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歩いても歩いても [2008年7月に観た映画]

『歩いても歩いても』
(2007・日本) 1h54
監督・原作・脚本・編集 : 是枝裕和
出演 : 原田芳雄、樹木希林、阿部寛、夏川結衣、田中祥平、YOU、高橋和也

是枝監督、凄い映画作っちゃったなぁという感じです。
ド派手な映像があるでもなく、トリッキーな展開があるでもなく、それでも1時間54分監督の手の中でいい様に転がされて、観終わった後には心にしっかりと残る映画。
全くもって一分のスキも無い映画でした。

子供も大人も誰しもが持つ二面性。人によっては三面や四面持っていたりします。
表と裏、普段は表寄りの顔でつつがなく日々の暮らしをやり過ごしていますが、フトした時に見せる裏のダークサイド。
それぞれの持つ二面性を演じきった出演者の皆さん素晴しかったですが、その中でも樹木希林さんは格別に素晴しかった。


ドーナツ盤メモリー~いしだあゆみ

何故に『ブルーライト・ヨコハマ』か?
その謎は映画を観れば分かります。
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庭から昇ったロケット雲 [2008年7月に観た映画]

『庭から昇ったロケット雲』
“THE ASTRONAUT FARMER” (2007・アメリカ) 1h44
製作・監督・脚本 : マイケル・ポーリッシュ  製作・脚本・出演 : マーク・ポーリッシュ
出演 : ビリー・ボブ・ソーントン、ヴァージニア・マドセン、マックス・シエリオット、ジャスパー・ポーリッシュ、ローガン・ポーリッシュ、ブルース・ダーン

やや無理めなお話ですが、夢見物語としては有りだと思います。
意外な人物の出演も楽しませてくれます。

マイケル・ポーリッシュとマーク・ポーリッシュが双子の兄弟で、お姉ちゃんを演じたジャスパーがマイケルの娘さんで、妹を演じたローガンがマークの娘さん。
どおりで子供たちが自然な演技な訳です。
正に家内制手工業的映画製作。家内制手工業的ロケット打ち上げの物語と繋がるものを感じました。

キュリアスジョージ ロケットブックエンド


スターシップ・トゥルーパーズ3 [2008年7月に観た映画]

『スターシップ・トゥルーパーズ3』
“STARSHIP TROOPERS 3 : MARAUDER” (2008・アメリカ) 1h45
監督・脚本 : エド・ニューマイヤー
出演 : キャスパー・ヴァン・ディーン、ジョリーン・ブラロック、ボリス・コジョー、スティーヴン・ホーガン

このシリーズは残念ながらシリーズ化が成功しているとは言い辛いですが、エンターテイメント性の高い戦争モノでありながらその裏に痛烈な批判性も持ち合わせているというシリーズの本質は一貫していて、そこは評価したいと思います。

シリーズ3作目の本作は聖書的意味合いが強い様に思えました。
ヒロインが危機に陥り神に祈りを捧げると天から7体のパワードスーツ“マローダー”が降りてきてバグを殲滅。
7体ってところが何か意味有りげな気がします。

そのパワードスーツ“マローダー”が本作の最大の売り。
ひょっとしてショボいかも。
と、若干不安でしたが、売りにしているだけあって及第点のカッコよさでした。
下のは“マローダー”なのかよく分かりませんが確かこんな感じだったような。

1/12 機動歩兵Phase2

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西の魔女が死んだ [2008年7月に観た映画]

『西の魔女が死んだ』
(2008・日本) 1h55
監督・脚本 : 長崎俊一
出演 : サチ・パーカー、高橋真悠、りょう、大森南朋、高橋克実、木村祐一

イングリッシュガーデン・セラピー・イン・ジャパン。
中学生活に心痛めた少女が、日本の山村で暮らす英国人のおばあちゃんの家で癒される物語。

佳作でしたが、ひとつ気になったのがイングリッシュなだけに食事が概ねパン。
パンもいいですけど、サチ・パーカーがお茶漬けサラサラで、たくあんボリボリ食べる姿というのもイン・ジャパンな感じがして絵になったと思います。

中村勘三郎味のり・茶漬け MKW-50

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スピードレーサー [2008年7月に観た映画]

『スピードレーサー』
“SPEED RACER” (2008・アメリカ) 2h15
製作・監督・脚本 : アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
出演 : エミール・ハーシュ、クリスティナ・リッチ、ジョン・グッドマン、スーザン・サランドン、ポーリー・リット、マシュー・フォックス

かなり無茶苦茶な内容ですが、そこら辺大目に見てキャラクター映画として観たら面白かった。

キャラクターの顔のアップによるシーン転換が本作の特徴の一つだと思いますが、最初は一世を風靡した『マトリックス』のバレット撮影の夢よもう一度的な感じがして馴染めませんでした。
しかし、グランプリレース前のシーンでそれを畳み掛けるように見せられたらカッコよかった。

残念ながらブラック魔王とケンケンは出ていませんが、アジア系の自動車会社社長とその御曹司がそれっぽくもあったような。

チキチキマシン猛レース《ブラック魔王》ボビングヘッド

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チキチキマシン猛レース《ケンケン》ボビングヘッド

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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0をみました [2008年7月に観た映画]

『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』
(2008・日本) 1h25
監督 : 押井守
声の出演 : 田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、大木民夫、仲野裕、榊原良子

[カチンコ]シネマスクエアとうきゅうでの上映だと思っていたら、ミラノ1での上映になっているとの事だったので観に行きました。

[カチンコ]1995年の『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』のフルリニューアル版。という事で、一応直前にDVDでオリジナル版を観直してからリニューアル版を観ました。

いきなりビックリなのは少佐が○○に。この先どーなるんだ?と思ったら○○になったのはこのシーンと海でのダイビングシーンだけでした。
リニューアル版にはワーナーも関わっているみたいなので、これは押井監督ハリウッド進出の布石か?と妄想が働いてしまいました。

もっとビックリしたのは私事なのですが、自分の記憶力の無さ。ついさっきオリジナル版を観たのに覚えていない箇所多数。
覚えている所で気付いた所は、冒頭の『マトリックス』的(本当は『マトリックス』が『攻殻機動隊』的なのですが)雰囲気の排除。
ヘリのCG化。
後、細かい所ではトグサの銃(マテバ)の銃声が、オリジナルでは「パンッ」という軽い感じだったのが、リニューアル版では「ドンッ」という重い感じになっていました。
「ドンッ」の方が実際に銃声として正しいのかもしれませんが、「パンッ」の方がトグサが他の隊員と少し違う感じが出ていてなんか好きだったんですけど。

ガスガン マテバM-M2007 (攻殻機動隊トグサの銃)

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リニューアル版で最大の変更点は、人形使いの声が家弓家正さんから榊原良子さんへの変更。
男性から女性に代わったことで、バトーの寝盗られ感がやや薄まった気がしました。
実際寝盗られたわけではないですが、家弓さんのあの粘着質系のおじ様ボイスですと良からぬ妄想が沸いてきてしまいます。

もう1人オリジナル版では清掃員役だった千葉繁さんもリニューアル版には出ていませんでした。
押井作品と言えば千葉繁さん。の印象が強いので、お二人の間に何が有ったんだろう?と、こちらでも別の妄想が働いてしまいます。

[カチンコ]今回観た作品全体の印象としては、物語を極限にまで削ぎ落としている。という感じがしました。
必要最低限というより必要と思われる所も語られない。
なので分からない所が多々有ります。それなのに面白いのは何故なんでしょう。
それは観る度に何かしらの発見が有り、何回か観ているうちに内容が少しずつ分かってくる面白さなのかも。



[カチンコ]後日、続編の『イノセンス』をDVDで観ました。この流れでいけば、何かしら掴めるかも。と、甘く考えていましたが、『イノセンス』はそんなに甘くなかった。
押井節全開の前に翻弄されまくり。何か自分にはとても遠い作品のように思えます。

『イノセンス』を観て、『2.0』は『イノセンス』に近づけるためのリニューアルのように思えました。
色合いやCGの使い方を『イノセンス』に合わせた様な感じがします。
それとトグサのマテバの銃声。『イノセンス』では最初から「ドンッ」でした。

ホートン ふしぎな世界のダレダーレをみました [2008年7月に観た映画]

『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』
“HORTON HEARS A WHO!” (2008・アメリカ) 1h26
監督 : ジミー・ヘイワード、スティーヴ・マーティノ
声の出演 : ジム・キャリー、スティーヴ・カレル、キャロル・バーネット、ジェシー・マッカートニー

[カチンコ]このお話の中では現実世界とされる動物の国。象のホートンはほこりの中に存在する別の世界を発見します。
『2001年宇宙の旅』もビックリのトンデモ話し。
人間の想像力ってどんなお話しでも作っちゃうもんなんだなぁと感心するばかりです。

[カチンコ]キャラクターでは猿が気になりました。特に何をするでもない完全に脇役なのですが、目力だけはやけに有って気になる存在でした。

[カチンコ]本作の字幕版を観るためにシネマメディアージュに久し振りに行きました。
久し振りに行って周囲をブラブラしたら、手塚治虫先生のグッズショップが無くなっていて残念。

シナモンロールで一時一世を風靡したシナボンはまだ有って周囲に甘い匂いを漂わせていました。
ウィキペディアを見ましたらそのシナボン、現在日本国内にあるのはここの1店舗だけらしいです。

因みにベルギーワッフルでお馴染みのマネケンは主に関西圏で店舗展開されているようです。
東京では銀座と秋葉原の2店舗。

2001年宇宙の旅をみました [2008年7月に観た映画]

『2001年宇宙の旅』
“2001: A SPACE ODYSSEY” (1968・アメリカ=イギリス) 2h19
製作・監督・脚本 : スタンリー・キューブリック
出演 : ケア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルヴェスター

[カチンコ]本作の製作40周年及び監督生誕80周年という事で東劇でのリバイバル。
過去に2、3回観ているのですが、映画館で観るのは初めて。
銀座方面から東劇に近づくにつれ、看板に書かれている『2001年宇宙の旅』のタイトルの文字が段々と大きくなるのを見ていると、なにか気分が盛り上がってしまいました。
なかなか味わえない感覚でした。
本作の持つ、凡人には何だか分からないけどでも何だか凄い映画だ。というイメージが盛り上げさせるのかもしれません。

しかし盛り上がったのは良かったのですが、この日はあいにくの睡眠不足。
かなりまずいかなぁと思ったのですが、案の定終盤は睡魔との闘い。
インターミッション(休憩)が有ったのでラッキーと思ったのですが、何の役にも立ちませんでした。
そんな感じですが、とりあえず観て思った事を。

この物語は、「何故人類だけに文明が生まれたのか?」という疑問からのスタートだったのではないだろうか?
犬や猫、人類に近い猿に何故文明は生まれなかったのか?
それは人類が特別だったという事ではなく、何か地球外の別の力が働いて、それによるものだったのではないだろうか?
たまたま別の力が働いたその場にいたのが人類の祖先で、そこにアリクイがいたらアリクイに文明が生まれていた。

そんな発想が生まれて時は2001年へと大きくジャンプします。
人類に文明をもたらした地球外の別の力。それが存在したのならば文明が生まれて幾千年、行き詰まりを見せるどうしようもない人類を次のステージへと導いてくれるのではないか?

そして人類とその力が接触し、発動。

で、オチですが、「あのさぁ、随分と長い間君たち見てきたけどさぁ、どーしよーもないね。そんな君たちにはこれがお似合いさ。ほれ。」
と、別の力が導いた人類の最終ステージは、“宇宙に一人彷徨う巨大な赤ん坊”。
そんな姿にさせられてどーしろってんでしょう。地球には2度と戻れそうにも無いし。
ラストシーンはその赤ん坊が映画を観ているこちら側のどーしよーもない人類をじっと見つめて終わります。
なんて激烈な皮肉。なんて壮大なホラ話。
キューブリック監督の1人ほくそ笑む姿が目に浮かんでくるようです。
いや、キューブリック監督だと「なんなんすか、これ?」と救いを求める観客に背を向けて小難しそうな学術書を読んで知らんぷりするのかも。

[カチンコ]40年経った今でも映像が古びていないのが凄い。
相当金掛かってんだろうなぁというのは随所で分かりますが、失礼ながら出演者がメジャーな人ではない所も古さを感じさせない要素かと思います。
本作以外のメジャーな作品では見かけない俳優さんですから、年齢を重ねた姿を見ることがないので本作を観ても「ああ、こんなに若かったんだ。」という感慨が湧いてこない。

[カチンコ]『2001年宇宙の旅』と言えばその音楽ですが、恐らく宇宙を想定して書かれていない(宇宙も含まれているのかもしれませんが)クラシック音楽に宇宙を感じて、完全に当てはめてしまうキューブリック監督のセンスには感嘆するばかりです。

山桜告発のときJUNOジュノをみました [2008年7月に観た映画]

『山桜』
(2008・日本) 1h39
監督 : 篠原哲雄
出演 : 田中麗奈、東山紀之、壇ふみ、富司純子、篠田三郎、村井国夫

[カチンコ]藤沢周平さんの原作の映画化ということで、『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』の庄内弁(南部訛り)を聞きたかったのですが、ほぼ標準語で最初はがっかりしました。
でも観進めていくうちに、この物語は現代に通じる所が多々有るので、北国の一国の物語に終わらせるのではなくて、全国の人に共感を持ってもらうために標準語にしたのではなかろうかと思います。

[カチンコ]藤沢周平さんの作品は男目線で描いている印象が強いですが、この映画は女性目線。
なので男の人の印象が薄い。東山さんも然り。殺陣のキレなど半端なかったのでちょっと残念。

[カチンコ]江戸時代のシステムの恐ろしさを感じました。
武家社会の構造だとか士農工商の身分制度だとか、とにかく徳川幕府を揺るがせないためのシステムが嫌になるくらいに整備されている。
がんじがらめの社会の中、そのシステムを利用してのさばる悪党と、必死にもがいて正しく生きようとする主人公。
最後には悪党が懲らしめられる勧善懲悪な物語が藤沢作品の魅力の一つなのかも。
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『告発のとき』
“IN THE VALLEY OF ELAH” (2007・アメリカ) 2h01
製作・監督・原案・脚本 : ポール・ハギス
出演 : トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドン、ジョナサン・タッカー、ジェイソン・パトリック、ジョシュ・ブローリン

[カチンコ]病めるアメリカの現状。
そこにたどり着くまでのサスペンスフルな展開は観応えが有りました。
ラストがややメッセージ色濃い目でお説教臭いのが残念。
トミー・リーとC・セロンの別れのシーンは驚くくらいサラッとしていて良かった。それぐらいの感じで終わった方が良かった気がします。

[カチンコ]病めるアメリカの現状を見せつけられて、しょうがねぇなぁアメリカは。
と、上から目線で見てしまいましたが、その病める原因は戦争。戦地で過酷な体験をした事が一つの原因となっています。
アメリカが武力で平和を維持させているのか、はたまた混乱を生み出しているのかはよく分からない所ではあるけれど、兵隊さんはその地で命を懸けて任務を遂行しているのであって、自分などに上から目線で言われる筋合いは全く無いよなぁとも思います。
ただ、だからといって傍若無人な行いをして良いのかというと、それは有ってはならない事で。難しいところです。やはり本作のようにメッセージを前面に出して危機を訴えていくべきなのでしょうか。

[カチンコ]出演者が良かった。C・セロンカッコイイ。
トミー・リーは言わずもがなで素晴しい。特にその顔その表情。その存在感は時に笑っちゃうぐらい素晴しい。
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『JUNO ジュノ』
“JUNO” (2007・アメリカ) 1h36
監督 : ジェイソン・ライトマン  製作 : ジョン・マルコヴィッチ
出演 : エレン・ペイジ、マイケル・セラ、J・K・シモンズ、アリソン・ジャネイ、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイトマン、オリヴィア・サールビー

[カチンコ]クールな少女のクールな生き様。
そのクールさに共感できず。
クールでありたいと思う少女。その前に人としてどう?と思うところ多々有り。

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!をみました [2008年7月に観た映画]

『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』
“HOT FUZZ” (2007・イギリス=フランス) 2h00
監督・脚本 : エドガー・ライト  脚本・出演 : サイモン・ペッグ
出演 : ニック・フロスト、ジム・ブロードベント、ティモシー・ダルトン、ビル・ナイ、スティーブ・クーガン、マーティン・フリーマン

[カチンコ]“面白い”。という噂しか耳にしない映画なのでかなり期待していました。
約1時間30分ぐらいはその“面白い”という噂の刷り込みにより面白いのかもしれないなぁと思うにとどまっていましたが、残り30分でやられまくり。
最高でした。アクションモノ、刑事モノ好きでよかったなぁと思える幸せな一時でした。
刑事モノと呼ぶにはかなりかけ離れた所に行ってしまっているのですが。

それでも刑事モノに愛情たっぷりのオマージュが捧げられています。
でもってその捧げられている作品がよりにもよって『ハートブルー』と『バッドボーイズ2バッド』。
その2作品にオマージュを捧げる映画監督がいるなんて思いもしなかった。
でも『ハートブルー』は好きな映画なので嬉しかった。
穿った見方をすると、わざわざオマージュして笑える映画。という視点でのチョイスなのかもしれません。

しかし、『ハートブルー』でのキアヌ・リーブスが最高にカッコイイシーンへのオマージュ。感動でした。
そのシーンにそっくりな展開になった時に、
「もしかしてこのシチュエーションはやっちゃうのか?(ドキドキ)・・・、ウォーッ!!やっちゃたよ!」
と、心の中で勝手に盛り上がってしまいました。

なのでこの映画を観る前に『ハートブルー』は観ておいた方が良いかと思います。
と言うか、観て好きになってください。無理やりにでも。
『バッドボーイズ2バッド』も観ておいた方がより楽しめるのですが、こちらを勧めるのはちょっと心苦しい。

邦題のサブタイトル『俺たちスーパーポリスメン!』。ウィル・フェレルの『俺たちフィギュアスケーター』と、ペナルティのワッキーさんの持ちギャグ「乳首がずれてるポリスメン」の合わせ技でのウケ狙いのように思えますが、映画を観ると納得。確かにスーパーポリスメンたちでした。




この映画を観た後は『ハートブルー』を観たくなってしまいます。なので後日DVDで観ました。
’90年代お気楽ハードアクションの傑作。キャサリン・ビグロー監督の豪腕演出全開です。

『ハートブルー』で好きなシーンは、『ホット・ファズ』でオマージュが捧げられていた例のシーンは当然として、“ミートボール・サンド”のシーンが好き。かなりお間抜けなシーンですが、
その“ミートボール・サンド”がメチャクチャ美味しそうだった。ゲイリー・ビジーの食べ方プラスで。
一度食べてみたかったのですが、何年か前に「SUBWAY」に“ミートボール・サンド”が一時期有ったので(現在有るのかは不明)食べてみましたがやっぱり美味しかった。

ハイランダー ディレクターズ・カット版をみました [2008年7月に観た映画]

『ハイランダー ディレクターズ・カット版』
“HIGHLANDER: THE SEARCH FOR VENGEANCE” (2008・アメリカ) 1h36
監督 :川尻善昭
声の出演 : 小栗旬、山寺宏一、富田耕生、朴璐美、林原めぐみ

[カチンコ]何週か前の“ぴあ”の映画スケジュールの右側、次回上映予定の文字だけの情報を見て
「ああ、『ハイランダー』にもディレクターズ・カットがあるんだぁ。」と思っていましたが、1986年に作られたラッセル・マルケイ監督の『ハイランダー/悪魔の戦士』ではなくて、2006年にアメリカで作られたアニメ作品のディレクターズ・カットでした。
因みに『ハイランダー2/甦る戦士』(1990)にはディレクターズ・カットが有るらしいです。

その元々のアニメも見てないですし、実写の『ハイランダー』もかなり昔に1作目だけを1回観ただけでしたが、テレビシリーズからの映画化ではないので初心者にも観易いだろうという事と、劇場版のアニメは絵の質が高くなる、しかもこの作品はアメリカ資本なので相当潤沢な制作費が有ったのではなかろうか?だとすると相当な絵が見れるのでは?との読みで観ました。

絵柄は川尻作品ならではのこってり系。
動きの方は、驚くほどのものは残念ながら無かったですが、高水準ではありました。
CGの使い方もこれ見よがしな使い方ではなくて、手描きの部分とマッチしていたように思います。
結果、絵に関しては『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』(2007)よりは良かったですが、期待していたほどではなかった。
アメリカ資本という事で単純にお金掛かってんだろうなぁと思いましたが、ハリウッドのメジャー会社ではないようなのでそれほど潤沢でもなかったのかも。

[カチンコ]お話しは、二千年の永き時にわたる“不死族”同士の戦いが描かれています。
それは主人公の強い想いからなる復讐劇なのですが、それにしても二千年は長い。
荒廃した近未来のニューヨークが最終決着の舞台となりますが、、敵役の男はその世界での支配者にまでなっているのに主人公は相変わらず復讐心だけで生き続けている。凄いっちゃぁ凄いですけど、建設的じゃないなぁと思うのも致し方ない。
主人公の能力を持ってすれば、世界が荒廃するのを止められたのかもしれないのに。

奇跡のシンフォニーをみました [2008年7月に観た映画]

『奇跡のシンフォニー』
“AUGUST RUSH” (2007・アメリカ) 1h54
監督 : カーステン・シェリダン
出演 : フレディ・ハイモア、ケリー・ラッセル、ジョナサン・リース=マイヤーズ、ロビン・ウィリアムス、テレンス・ハワード、ウィリアム・サドラー

[カチンコ]ツッコミ所満載の御都合主義が目立つ作品のように思えました。
“人は音楽によって分かり合える、繋がり合える。”というメッセージが込められた作品ですが、そういう経験をした事が無いので細かい所にツッコミたくなるのかも。

音楽の素晴しさを伝えたい映画ですので、音楽が重要な要素となります。
天才少年の奏でる音楽。人々の心をつなぎ合わせる音楽。
それを映画の中で聴かせなければならないのですから、この映画の音楽を担当された方には相当のプレッシャーだったと思います。
で、あくまで個人的な感想ですがその結果は、ごくごくフツーのハリウッド映画の音楽のように思えました。
音楽で納得できれば、ツッコミ所や御都合主義な所も軽く吹っ飛んだと思うのですが。
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