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男はつらいよ 26作目から30作目 [男はつらいよ]

男はつらいよ 寅次郎かもめ歌
旅先でさくら、おいちゃん、おばちゃん、博、タコ社長、源公の出てくる夢(柴又村の悪代官退治)を見た寅さんが柴又に帰ってくる。さくら一家が潜水艦みたいなアパートから中古の一戸建てに引っ越した事を知った寅さんは源公に大枚を借りて祝儀を出す。それをきっかけにひと悶着有り再び旅に出る寅さん。
旅先の北海道でテキヤ仲間が亡くなった事を知り奥尻島まで香典を届けに行った寅さんは亡くなったテキヤ仲間の一人娘すみれと知り合う。
高校を中退してしまった事を悔やみ東京で働きながら定時制の高校に通いたいというすみれの想いを知った寅さんはすみれの親代わりとなりとらやで世話をする事に。とらや一同の応援も有り東京での新しい生活を始めるすみれ。親代わりと言いつつもすみれに惚れている事が周囲にはバレバレの寅さん。すみれの学校生活には常に寅さんの姿が有り、もはや授業は受けない生徒同然になっていた。
ある日すみれの元に別れた恋人が札幌から訪ねて来る。
寅さんが旅に出た後、学校嫌いの寅さんが定時制高校の雰囲気を気に入っていた事をさくらは知る。

1980年12月27日公開、100分。
オープニング江戸川土手のシーンの津嘉山正種さんはボクサー。
すみれの東京での就職先はセブンイレブン。1980年当時のセブンイレブンはまだ紙袋。店内で掛かっていた曲は順子。
すみれの定時制高校の同級生役の田中美佐子さん(当時は田中美佐)も美人だった。先生役は2代目おいちゃんの松村達雄さんで寅さん、さくらとの共演シーン有り。
本作のマドンナすみれ役はランちゃん。同時上映の土佐の一本釣りにはスーちゃんが出演で元キャンディーズの二人が出演の番組編成。
赤ん坊時代から満男役で出ていた中村はやとさんは本作で最後。新居の2階に行ったきり。



男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎
旅先でさくら、博、タコ社長、源公、マドンナの出てくる夢(浦島寅次郎)を見た寅さんが柴又に帰ってくる。とらやに帰って早々タコ社長と喧嘩になりまた旅に出る寅さん。旅先の瀬戸内海の小島で大阪から祖母の葬儀のために帰郷している浜田ふみと出会いほんのわずかな時間ながら意気投合する二人。
大阪の知り合いの宿で宿賃を滞らせながら商売をする寅さんはふみと再会しふみが大阪で芸者をしている事を知る。別の日、宝仙寺にデートに出掛け会話の中でふみには20年間会っていない弟ヒデオがいる事を知った寅さんは今から会いに行こうとヒデオの職場へと向かう。
その夜、ふみは酒に酔い寅さんの宿泊先を訪れる。二人同じ宿に泊まるが翌日の早朝ふみは置手紙を残して去っていく。別れの手紙と理解した寅さんも宿賃の払い残しがあるまま柴又へと帰る。
失恋のショックからなかなか立ち直れない寅さんだったがある日ふみがとらやを訪ねて来る。
しばらくして旅に出て寅さん不在のとらやに宿屋のオヤジも大阪からやって来る。

1981年8月8日公開、104分。
本作から満男役は吉岡秀隆さん。テレビドラマ北の国からの純役とは同時期。どちらも代表作になるのがすごい。
マドンナは松坂慶子さんで愛の水中花のリリースからは2年後。
新居に移ってとらやとの距離が離れたという事でさくらが原付に乗る。結構スポンサーとか出演CMの関係とかで商品がクローズアップされる事が有るのでこの時もそうだったのだろうか。
お盆公開作品なので御前様がラフな格好で境内に水まき。
オープニング江戸川土手の津嘉山正種さんはサイクリスト。



男はつらいよ 寅次郎紙風船
旅先でさくら、おいちゃん、おばちゃん、博、タコ社長、源公、マドンナの出てくる夢(ノーベル医学賞受章)を見た寅さんが柴又に帰ってくる。とらやで満男がコンピューターゲームで遊んでいる所に寅さんが現れ満男への土産として紙風船を渡す。タコ社長に軽口を叩かれ気分を害しとらやを出て行こうとする寅さんをさくら達は柴又小学校同窓会の報せで引き留める。気分を変えて同窓会に出席した寅さんだったが翌朝早くにまた旅に出る。
旅先は大分県夜明(よあけ)。宿で相部屋になった18歳の愛子は静岡から家出してきたと言う。愛子に懐かれ旅を共にする寅さんは商売先でテキヤ仲間常三郎の妻倉富光枝と出会い常三郎が体調を崩し療養中である事を知らされる。
福岡県秋月へと見舞いに訪れた寅さんは常三郎から自分の身に何かあったら光枝の面倒を見て欲しいと頼まれ引き受ける。
愛子に故郷に帰る様置き手紙を残し柴又へ帰る寅さん。愛子は柴又まで追いかけてきてとらやに厄介になるがしばらくしてマグロ漁船で働く兄がマグロ一本を手土産にとらやに現れる。
寅さん宛てに光枝から手紙が届き現在は文京区本郷の旅館で働いているという。早速寅さんは会いに行きその夜晩飯時とらや一同に近々所帯を持つ事になるだろうと告げ、所帯を持つために就職活動も始めるのだった。

1981年12月29日公開、101分。
オープニングの江戸川土手のシーンに津嘉山正種さんの姿は無し。
寅さんの小学校時代の同級生役で出演の前田武彦さんは12作目私の寅さんに出ていた出べそと同一人物なんだろうけど寅さんに対する態度が豹変している。24作目寅次郎春の夢に出ていた棟梁(犬塚弘さん)も多分同一人物。
愛子の兄役の地井武男さんが野性味溢れていてカッコ良かった。



男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋
旅の途中、さくら、博、満男の出てくる夢(襖の雀)を見た寅さん。信州を旅している寅さんは代筆を頼みとらやに絵葉書を出した。葉書には達筆で次は京都へ向かうと書かれていた。
京都で寅さんは老人の下駄の鼻緒の修繕をしてあげる。お礼にと老人は料亭で寅さんと飲み明かし、翌朝寅さんは見知らぬ部屋で目覚め部屋にやって来たかがりと出会う。老人は人間国宝の陶芸家加納作次郎で寅さんは作次郎の屋敷に泊まり、かがりは屋敷で働く女中だった。
翌日も屋敷を訪れる寅さん。昨日の一宿のお礼と作次郎の古びた下駄を見かねて商売物の下駄をお土産に持ってやって来た。かがりが丹後(京都府北部)の出で5年前に夫を亡くし小学生の一人娘を丹後の実家に残して働きに出ている事を寅さんは知る。
作次郎の屋敷に弟子の蒲原が訪ねて来るが、蒲原の不義理に作次郎は怒りかがりにまでその怒りをぶつけてしまう。傷心のかがりは女中をやめ丹後へと帰った。
その事を後になって聞いた寅さんは作次郎も悪いとたしなめ、作次郎も十分に反省していた。丁度京都を離れる頃合いだと言う寅さんに作次郎は丹後を訪れかがりの様子を見てきて欲しいと頼む。旅の行く先は風の向くまま気の向くままと言いながらも寅さんは丹後に向かいかがりが思いの外元気そうで安心する。その日はかがりの家に泊まる事になった寅さん。翌朝別れ際かがりの寂し気な姿を見ても寅さんはどうする事も出来なかった。
柴又に帰りすっかり恋の病にかかり寝込んでしまう寅さん。時が経ち次第に元気を取り戻しおばちゃんとの口喧嘩を理由に旅に出ると息巻いた矢先かがりがとらやを訪ねて来る。お互い緊張して会話も弾まないままかがりは寅さんにそっと逢引の手紙を渡す。

1982年8月7日公開、110分。
全体的にしっとりとした雰囲気。その分とらやでのドタバタがいつも以上に弾けていて面白い。
マドンナはいしだあゆみさん。吉岡秀隆さんとは北の国からでは母子の関係。
満男の野球帽は恐らく地元の少年野球チームの帽子。球団マークは"SF”とあるが柴又ファイターズなんではないかと予想する。
津嘉山正種さんが江戸川土手のシーンではなく作次郎の弟子蒲原役で出演。セリフも有り。江戸川土手のシーンでは聞く事は出来ないがやっぱりいい声。
写真撮影の場面で「バター」は無し。
御前様が源公にゲンコツお見舞い。
冒頭の夢のシーンの空飛ぶ雀のアニメーション制作は白組。



男はつらいよ 花も嵐も寅次郎
旅先でさくら、おいちゃん、おばちゃん、博、満男、タコ社長、源公、ジュリー、SKDの出てくる夢(ブルックリンの寅VSスケコマシのジュリー)を見た寅さんが柴又に帰ってくる。帰って来て早々とらやの店先で向かいの江戸屋の娘桃枝と久し振りに再会しお互いに軽口を交わす。その事がハレンチだとおいちゃんは気に入らず寅さんに冷たく当たり、晩飯時にもつい調子に乗る寅さんにおいちゃんは出て行けと言ってしまう。それを言ったらおしまいよと寅さんも売り言葉に買い言葉で出て行く素振りを見せるが頼みのさくらには引き止めてもらえず寅さんはまた旅に出る事に。
大分県湯平温泉(ゆのひらおんせん)では東京の大丸デパートに勤める螢子(けいこ)とゆかりが二人旅をしていた。今夜の宿を決める際そばを通りかかったハンサムな男と同じ宿に決める二人。その宿は寅さんのその地での常宿で寅さんもやって来る。
亡くなった母の遺骨を故郷に納骨するために車を走らせ大分まで来ていたハンサムな男三郎は用事を済ませ東京に帰る途中螢子を見かけ行き先まで送ると声をかける。ゆかりと寅さんも姿を現し4人で行動を共にしサファリパーク、遊園地と仲良く遊び別れの時が来る。螢子は仲良くなった寅さんに東京でも会いたいと言い、三郎は螢子に恋の告白をするがあっさりと振られてしまう。失意の三郎に恋のアドバイスをする寅さん。東京の動物園で働きチンパンジー相手の方が得意な三郎は螢子との間を取り持ってもらおうと寅さんを車で東京まで送ると言う。
とらやに着いた寅さんと三郎はすっかり疲れ果て寅さんの部屋で二人で眠りこける。おばちゃんの晩ご飯を食べ帰り際三郎は螢子との事を寅さんにお願いした。
数日後寅さんと螢子は再会し話題は三郎の事に。螢子が三郎を振った理由が分かり、三郎に「断られました」と伝えると三郎の落ち込みぶりに居たたまれなくなった寅さんは騙し討ちのお見合い作戦を決行する。

1982年12月28日公開、106分。
寅さんの「断られました」の言い方が面白い。
オープニングの江戸川土手のシーンはアパッチけんさん。



寅さんの片想いが実らないのではなく、マドンナも好意を持っているが寅さんがしり込みしてしまうパターンが見られるようになってくる。それは25作目ハイビスカスの花でのリリーとの一件が寅さんの心情の中で大きく後を引いているんじゃないだろうか。それ以前にもしり込みしてしまう事は有ったけど。

満男役が吉岡秀隆さんに代わったがさすが天才子役で上手い。そして可愛くて面白い。世に天才子役と呼ばれた子たちもそれなりにいただろうけどその中でも飛び抜けた存在なんではないかと個人的には思う。
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男はつらいよ 21作目から25作目 [男はつらいよ]

男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく
旅先でさくら、おいちゃん、おばちゃん、博、満男、タコ社長、源公の出てくる夢(帽子型UFO)を見た寅さんが柴又に帰ってくる。おいちゃんが体調を崩していた事を知り心ばかりのお見舞いを渡す寅さんにおいちゃんおばちゃんは感謝感激。その流れでとらやの将来の展望について語りだす寅さんだったがその独自な展望に一同は呆れ寅さんは気分を害して旅に出る。
旅先の田の原温泉(熊本県)では農家の息子の留吉の失恋現場に遭遇した事をきっかけに留吉の人生の師となる寅さん。
金欠でさくらに迎えに来てもらい柴又に帰ってきた寅さんは心を入れ替えとらやで真面目に働いていたが、ある日とらやにさくらの学生時代の友達で現在はSKD松竹歌劇団のトップスター紅奈々子が訪ねてきて恋心を抱きそれ以来とらやの仕事はそっちのけでSKDの豪華絢爛なレビューにどっぷりハマる。農村の将来を考えるシンポジウム熊本代表で上京し寅さんを訪ねに来た留吉も一緒にレビューにどっぷりハマりそのまま居着いてしまう。
奈々子は10年付き合っている相手と結婚するか、このまま踊りを続けていくか悩んでいたが奈々子の下した決断を黙って見守る寅さんだった。
1978年8月5日、103分。
冒頭の夢のシーンのUFOと宇宙人との遭遇、未知との遭遇の日本公開が1978年の2月でピンクレディのUFOが1977年12月にリリース。
留吉役は武田鉄矢さん。山田洋次監督は本作の前年1977年に武田さんも出演している幸福の黄色いハンカチを撮っている。
倍賞千恵子さんはSKD出身。



男はつらいよ 噂の寅次郎
旅先でさくら、博、タコ社長、源公の出てくる夢(寅地蔵)を見た寅さんが柴又に帰ってくる。お彼岸の墓参りで偶然顔を合わせた寅さん、さくら、おいちゃんおばちゃん、御前様。いつになく和やかな再会となったがその夜タコ社長と喧嘩になった寅さんはまた旅に出る。
旅の道中木曽(長野県)に向かうバスの中で博の父飇一郎(ひょういちろう)と偶然再会し旅を共にする寅さん。ある夜、飇一郎は寅さんに今昔物語の中の一説を話して聞かせる。人生の儚さ切なさを痛感した寅さんは飇一郎と別れ柴又に帰る事に。
その頃とらやでは荒川早苗が従業員として働き始めていた。柴又に帰ってきた寅さんはとらや一同に人生の儚さを説き早々に修行の旅に出ようとしたところ早苗と顔を合わせ早速恋に落ちる。早苗は現在別居中で離婚に向けて話は進んでいた。離婚の手続きや引っ越しなど何かと早苗の世話を焼く従兄の肇とも知り合った寅さんは肇も早苗に惚れている事を察した。
1978年12月27日公開、104分。
1作目、8作目に登場した博の父飇一郎は本作で最後。風に犬が3匹でひょうと読むのはどういう意味なんだろう。
調べると意味はつむじ風でひょうは風の音を表しているみたい。犬3匹は何だろう?



男はつらいよ 翔んでる寅次郎
旅先の病院でさくら、おいちゃん、おばちゃん、博、タコ社長、源公の出てくる夢(便秘薬開発)を見た寅さんが柴又に帰ってくる。朝日印刷の従業員の結婚式が終わりとらやに帰ってきたさくら、博、タコ社長。寅さんの事が話題に上がった所に丁度寅さんが現れ、寅さんが未だに独身である事に一揉め有り更には晩飯時に一旦は反省した寅さんだったが満男が学校で三重丸を貰った作文の内容で再び揉めて旅に出る。
旅先の北海道では東京から車で一人旅をしているひとみと出会う。結婚を間近に控え気分が落ち込んでいるというひとみを励まし、何か有ったらとらやを訪ねるよう言い聞かせ二人は別れる。
結婚式当日、式場を飛び出しとらやにやって来たひとみ。丁度柴又に帰ってきていた寅さんはひとみをとらやの2階に住まわせる。ひとみとの結婚を予定していた相手の邦男がひとみの前に現れ邦男が本当にひとみに惚れている事を知る寅さんだったが自分もひとみに惚れているため二人の恋の手助けには消極的だった。ひとみは邦男と度々会う事になり邦男の本当の人柄を知ってある決心をする。
1979年8月4日公開、107分。
柴又での手作りでささやかな結婚式のシーンが良かった。1作目のオマージュ的な意味も有るのだろう。
タイトルロールの江戸川の土手のシーンでブチ切れる男は本作では上條恒彦さん。
2代目おいちゃんの松村達雄さんが違う役で出演。とらや一同との共演は無し。
さくらのトレードマークの一つであるハイソックス姿が見られなかった。ハイソックス自体は履いていたようだけど。まあいつまでもハイソックスというわけにもいかないだろうし。
御前様のげんこつの仕種(仕種だけで実際には殴らない)が可愛い。本作で御前様は歌声も披露。



男はつらいよ 寅次郎春の夢
旅先でさくら、博、タコ社長、源公の出てくる夢(サンフランシスコのチャイナタウン)を見た寅さんが柴又に帰ってくる。早々に寅さんの土産のブドウで揉め、晩飯時には満男が習い始めた英会話と新聞記事の事で揉めて寅さんはまた旅に出る。
しばらくして題教寺に日本語が片言しか話せない外国人が現れ、困った御前様がさくらを頼ってとらやに連れて来る。偶然とらやにいた満男の英会話教室の先生高井めぐみの母親圭子が通訳しアメリカからビジネスで来たマイケル・ジョーダンという事が分かり、この近くで安く泊まれる宿を探していた事も分かる。日米親善のためにという御前様の提案によりマイケルはとらやの2階に住む事となり、とらや一同はマイケルの事をマイコーさんと呼ぶ事になった。
とらや一同が寅さんが帰ってきてマイコーの事で揉める事を心配していた所に丁度帰ってくる寅さん。さり気なくアメリカの事をどう思うか寅さんに訪ねるとアメリカ大嫌いと寅さんは答える。マイコーと出会った寅さんは戦う決意をし待ち構えている所に高井母子が訪ねてきて圭子に一目惚れする寅さん。圭子が未亡人である事が分かり寅さんの恋心は燃え上がりマイコーの事は結局うやむやになったまま寅さんは高井家に出入りするようになる。
寅さんとマイコーはぎくしゃくしたままだったがケンカした事をきっかけに二人の仲は縮まる。マイコーはビジネスで関西まで足を運び、そこで寅さん馴染みの旅芝居一座の演目蝶々夫人を見て自分と自分にいつも優しくしてくれるさくらとを芝居の内容に重ね合わせる。
寅さんとマイコー、日米二人の純情中年男の恋の行方は。
1979年12月28日公開、104分。
オープニングの江戸川土手でブチ切れる男は津嘉山正種さんが復活。女子運動部のコーチ。
さくらのハイソックスも復活。前作で非難の声でも上がったのだろうか。ハイソックス復活の折衷案なのかスカートの丈が以前より長くなってる。ジーパン姿も見られる。
マイコーさんを演じたハーブ・エデルマンはスパルタンXにも出演されているらしい。
御前様がマイコーにさああなた英語で喋りなさいと促す際の「ペラペラ~、ペラペラ~」が面白い。
満男、ヤクルトの野球帽を被っている。確か以前は巨人のだった。ヤクルトは前年の1978年に球団初の日本一に。しかし本作公開の1979年はセ・リーグ最下位。博の性格(思想と言った方がいいのか)からすると巨人ファンではないような気がする。父親の影響を受けてヤクルトなのかも。



男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花
旅先でさくら、博、タコ社長、源公の出てくる夢(鼠小僧寅吉)を見た寅さん。博が配達先の街中でリリーを見かけ声をかける。とらやに戻りリリーが少しやつれている事を心配していると久し振りに寅さんから電話が有り、さくらは博がリリーに会った事、リリーが寅さんに会いたがっていた事を伝える。寅さんもリリーの事を懐かしく思い出しまた旅を続ける。
それから1か月が経ち寅さんが柴又に帰ってくる。早々に揉め事が起こり気分を害した寅さんはとらやを出ていこうとするが、とらやに届いていた速達が寅さん宛てのリリーからのものだと分かり寅さんを引き留める。手紙の内容からリリーが旅先で体調を崩し入院中である事が分かり一刻も早くリリーの入院先へ駆け付けたい寅さんだったがその場所は沖縄。最速の移動手段は飛行機である事は明白であったが飛行機が怖い寅さんは必死に駄々をこねる。とらや一同、ご近所さん、そして御前様にも迷惑をかけた結果沖縄に到着する寅さん。病床のリリーは寅さんと再会した事で元気を取り戻し急速に回復し退院する。退院後はリリーの療養のため二人で住むところを借りて暮らし、リリーはこのまま寅さんと一緒にいる事を望むが、寅さんは生来の風来坊としての顔をのぞかせてしまう。
1980年8月2日公開、104分。
沖縄に行くには飛行機が一番早いと分かってからの寅さんの駄々のこね方が面白かった。何言われても絶対イヤだの一点張り。
結局飛行機に乗って沖縄までリリーに会いに行く。シリーズ通してこれまでで一番ロマンティックな行動とも言え、しかも相手がリリー。これでも寅さんの恋は実らない。当時リアルタイムで観ていた人はいつか寅さんの恋が実る日が来るかもしれないと思っていたかもしれないが、本作でこれは一生無理なのかもと思ったのではないだろうか。
津嘉山正種さんが本編に出演。沖縄出身という事もあってだろうか。医師役で台詞はちょっとだけ。
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男はつらいよ 16作目から20作目 [男はつらいよ]

男はつらいよ 葛飾立志篇
旅先でさくら、タコ社長、源公の出てくる夢(西部劇、タイガーキッド)を見た寅さん。山形から修学旅行で東京に来た女子学生順子がとらやを訪ねに来ていた所に寅さんも帰って来る。寅さんは順子の母親と知り合いだった。順子と友人たちをご馳走でもてなして送り出し、さくらたちに順子の母親と知り合ったきっかけを話すがタコ社長に茶化され気分を害した寅さんは旅に出る。旅先の山形で今は亡き順子の母親の事を知る寺の和尚と話しをした事をきっかけに学問に目覚める寅さん。その頃とらやには御前様の親戚で大学で考古学を学んでいる礼子が下宿する事になっていた。学問をするために柴又に帰ってきた寅さんは早速礼子と知り合い早速好きになる。そして御前様の発案で礼子が寅さんに歴史を教える事に。
礼子の考古学の師匠である大学教授田所が礼子を訪ねにとらやに来るとインテリ然としていない田所と寅さんは意気投合し、田所は寅さんの事を恋愛に関する師と決める。田所は惚れている相手が誰かは伝えずに寅さんにアドバイスをもらい自分の想いをその相手に伝えた。
1975年12月27日公開、97分。



男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
旅先でさくら、源公の出てくる夢(人喰いザメ)を見た寅さんが柴又に帰ってくる。甥の満男が小学校に入学しお祝いムードのとらや。しかしある事で寅さんは気分を害しタコ社長と喧嘩になりそのまま旅に出る。つもりだったがさくらに引き留められ、外に飲みに出掛けて飲み屋で知り合った無一文の老人を連れてとらやに戻ってくる寅さん。老人は傍若無人な振る舞いでおいちゃんおばちゃんは怒り心頭。反省した老人がお詫びに描いた一枚の絵によって日本画の大家である事が分かる。老人はとらやを去り、寅さんもとらやで喧嘩となり旅に出る。
播州龍野(兵庫県)で偶然再会した寅さんと老人。池ノ内青観画伯として生まれ故郷の市から歓待を受ける老人に便乗して厚くもてなされる寅さんは宴会の席で芸者のぼたんと知り合う。「いつか所帯を持とう」と寅さんが気軽に言えるほど気の合う二人だったが、老人の密かな用事も済んだ事で二人一緒に東京に戻る事に。寅さんが龍野での思い出に呆けているとぼたんがとらやを訪ねて来る。ある重大な用事が有って東京にやって来たぼたんだった。
1976年7月24日公開、109分。
宇野重吉さんと寺尾聰さんの親子共演。
ジョーズの日本公開は1975年12月6日。新鮮なネタをすかさずパロディとして取り入れる所は年間2本製作している事の強みだろうか。



男はつらいよ 寅次郎純情詩集
旅先の床屋でさくら、タコ社長、源公の出てくる夢(カサブランカ、アラビアのトランス)を見た寅さんが柴又に帰ってくる。その日は満男の家庭訪問の日。担任は産休で代理の若い女性教師柳生雅子がとらやに来る予定だった。とらやに帰ってきた寅さんは雅子と出会い、さくらと博をそっちのけで雅子と話し込んでしまったためおいちゃんたちは怒り、喧嘩になった寅さんは旅に出る。旅先の長野県別所温泉で旧知の旅芸人一座と再会した寅さん。その結果警察の世話になりさくらに迎えに来てもらい柴又に帰ってきた寅さんは雅子の母親綾と出会う。綾ととらやの一同とは実は顔見知りで寅さんと綾はすぐに仲良くなるが綾との出会いで寅さんは人生のままならなさを痛感する事になる。
1976年12月25日公開、104分。
題経寺から姿を消した源公を「げーん、げーん」と探す御前様が可愛かった。これに限らずおおむね御前様は可愛い。



男はつらいよ 寅次郎と殿様
旅先でさくら、タコ社長、源公の出てくる夢(鞍馬天狗)を見た寅さんが柴又に帰ってくる。帰った早々鯉のぼりととらやで飼う事になった犬の名前で揉めた挙句旅に出る寅さん。行き先は伊予大洲市(愛媛県)。旅館で同宿になった女性に土地の名物をもてなす寅さん。翌日、思わぬ出費で金欠になった事を嘆いているとひょんな事から知り合った老人の家に招待される。老人の正体は大洲の殿様の子孫で現在も町の有力者。寅さんは老人の事を殿様と呼び、殿様は寅さんに東京で"まりこ"という女性の人探しを頼む。
それから10日後、上京してとらやにやって来た殿様。偶然寅さんも帰ってきて"まりこ"探しが始まった。"まりこ"探しに全く進展の無い中でとらやに大洲で知り合った女性が訪ねて来る。名前をまだ知らなかった寅さんが女性に聞くと女性の名前は奇遇にも鞠子(まりこ)だった。
1977年8月6日公開、99分。
殿様役は嵐寛寿郎さん。アラカンさんの当たり役が鞍馬天狗という事で夢のシーンが鞍馬天狗のパロディ。杉作役が満男だったのだろうか。
冒頭の寅さんが江戸川の土手を歩いて帰ってくる恒例のシーン。寅さんがやらかしてブチ切れる男を演じているのはクレヨンしんちゃんファンにはオトナ帝国イエスタデイ・ワンスモアのケン役で知られる津嘉山正種さん。今までずっと"まさたね"だと思っていたけど"まさね"さん。
満男、寅さんに貰った鯉のぼりを「鯛焼きー」と言い、別の作品(次作だったか)ではお土産に貰った伊勢海老を「ザリガニー」と言う。



男はつらいよ 寅次郎頑張れ!
旅先でとらやと朝日印刷が裕福になる夢(さくら、おいちゃん、おばちゃん、博、満男、タコ社長。源公もいた?)を見た寅さんが柴又に帰ってくる。寅さんの不在中とらやに下宿していた青年良介とひと悶着ありながら意気投合する。遅めの朝飯に入った食堂で昼飯を食べる良介とばったり出会い、良介が食堂で働く娘幸子に惚れている事を敏感に察知した寅さんによる良介への恋愛指南が始まり、その結果幸子にフラれたと勘違いした良介はとらやでガス爆発を起こし故郷の長崎県平戸へと帰る。心配になった寅さんは平戸まで様子を見に行き、良介の姉藤子と出会い一目惚れする。良介が世話になった事で寅さんに感謝する藤子だったが寅さんの想いには気付いていなかった。再び旅に出た寅さんは馴染みの旅回りの一座と再会する。
1977年12月29日公開、95分。
何度か登場している旅回り一座の娘を演じている(一座の娘以外の役でも出演)岡本茉利さんはいなかっぺ大将のキクちゃん、けろっこデメタンのラナタン、ヤッターマンのアイちゃん役の人だとか。
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男はつらいよ 11作目から15作目 [男はつらいよ]

男はつらいよ 寅次郎忘れな草
旅先でさくら、博、タコ社長、源公の出てくる夢を見た寅さんが柴又に帰ってくる。実の父親の二十七回忌の法要で御前様を怒らせてしまう寅さん。そしてさくらが満男のためにピアノが欲しいという願いを茶化して居づらくなった寅さんは旅に出る。旅先の北海道ではドサ回りの歌手リリーと顔見知りになり、今度こそ真面目に生きようと酪農農家で働くが結局さくらに迎えに来てもらう。柴又に帰ってきた寅さんはリリーと再会し意気投合する。しかしリリーが荒んだ時に突き放してしまった事を後になって後悔する寅さん。リリーも寅さんに八つ当たりしてしまった事を反省していた。
1973年8月4日公開、99分。



男はつらいよ 私の寅さん
旅先でさくら、タコ社長、源公の出てくる夢を見た寅さんが柴又に帰ってきたのはさくらと博が計画したおいちゃん、おばちゃんへの感謝の気持ちを込めた九州旅行前日の事だった。その事を素直に話してくれなかった事に寅さんは気分を害するが3泊4日の旅行中とらやの留守番をする事に。人を待つ身の心情を体験した寅さんは帰ってきた皆に心ばかりの振舞いをする。
小学生時代の同級生出べそに再会した寅さんと出べその妹りつ子の出会いは喧嘩から始まったが翌日には仲直りし寅さんはりつ子に恋をする。寅さんは次第に芸術家であるりつ子を理解し、りつ子の芸術家としての生き方を理解する。
1973年12月26日公開、107分。
寅さんが柴又で留守番でとらやのみんなが旅に出る逆パターン。



男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
柴又に帰ってくる電車の中でさくら、博、タコ社長、源公の出てくる夢を見た寅さん。現在は温泉津温泉(ゆのつおんせん、島根県)の旅館で働き、柴又には重大な報告のために一時的に帰ってきたという。様子を見に寅さんと共にさくらと大阪での用事のついでにタコ社長が現地に向かうが寅さんは別の旅に出る事に。津和野(島根県)で2年前に知り合った歌子と再会した寅さんは歌子の現在の境遇を知り不憫に思うがそのまま旅を続けてしまった事を後悔する。柴又に帰ってきた寅さんは再び歌子と再会し、歌子の結婚の事で仲をこじらせた歌子と父親の仲直りのため一肌脱ぐ。
1974年8月3日公開、104分。
3度目のバター。
2代目おいちゃんの松村達雄さんは本作が最後のおいちゃん。



男はつらいよ 寅次郎子守唄
さくらと博の出てくる夢で寅さんは神様となり子宝に恵まれない二人に赤ん坊を授ける。柴又に帰って来て早々に喧嘩になった寅さんは旅に出る事に。旅先の唐津(佐賀県)では女房に逃げられた赤ん坊連れの男と飲み明かした翌朝、男は赤ん坊を残して姿を消した。赤ん坊連れで柴又に帰ってきた寅さんにみんなは誤解するが事情を知りとらやで赤ん坊の面倒を見る事に。赤ん坊の具合が悪くなった時に診てもらった病院の看護婦の京子に一目惚れする寅さん。京子に誘われコーラスグループに参加する事になったさくら。付き添いの名目で付いて行った寅さんはグループのリーダー弥太郎とも知り合う。弥太郎も京子に惚れていると知った寅さんはどうせ振られるだろうと弥太郎に恋のアドバイスをする。
1974年12月28日公開。104分。
3代目おいちゃんは下條正巳さん。やはり以前のお二人とはちょっと雰囲気が違う。
おばちゃんがヒゲ面の弥太郎の事を「ヒゲ中顔だらけの人」と言ったのが面白かった。ヒゲ中顔だらけのビジュアルを想像するとかなり怖い。
おばちゃんたまに言い間違いするけどこれが最初?これより前にも有った気はする。



男はつらいよ 寅次郎相合い傘
旅先の映画館でさくら、博、おいちゃん、おばちゃん、満男、タコ社長、源公の出てくる夢(海賊タイガー)を見た寅さん。青森ー北海道の旅には東京でサラリーマンをしている兵頭もなぜか同行していた。道中リリーと偶然再会し3人で仲良く旅を続けるが小樽で寅さんとリリーは喧嘩をしてしまい3人での旅は終わり兵頭も自分の家に戻る。柴又に帰ってきた寅さんはリリーを傷付けてしまった事を悔いていたがリリーがとらやに現れ二人はすぐに仲直りする。二人の仲は柴又中で噂になるほどでさくらも悪い気はせず、ついにリリーにお兄ちゃんと結婚して欲しいと話しリリーもそれを受け入れた。
1975年8月2日公開、91分。




満男、どこかの作品で柴又ルンビニー幼稚園に入園。ちょっとずつセリフを言うようになる。
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男はつらいよ 1作目から10作目 [男はつらいよ]

2019年が男はつらいよシリーズ開始から50周年、年末にはシリーズの最新作が公開されるとの事でNETFLIXで。年末までに観終えたい。
1作目と2作目は何年か前に多分東劇で観た。5、6年前だったかと思ったがもう11年も前だった。

男はつらいよ
20年振りに生まれ故郷の葛飾柴又に帰ってきた車寅次郎。小さい頃に別れたきりで今は年頃になった妹さくらのお見合いをぶち壊すが密かに両想いだった博との結婚を結果的に取り持つ。一方で柴又帝釈天の住職御前様の娘冬子への片想いは成就せずまた旅に出る。
1969年8月27日公開、91分。
御前様のスーツ姿はこれきりだろうか。カッコいい。バター。


続・男はつらいよ
中学生の時の恩師の一人娘夏子に惚れた寅さん。柴又で問題を起こし旅に出た京都で実の母お菊と初めて顔を合わすが喧嘩別れしてしまう。柴又に帰るが夏子は寅さんがきっかけで知り合った医師と結婚。寅さんは旅に出る。
1969年11月15日公開、93分。


男はつらいよ フーテンの寅
柴又に帰ってきた寅さんがお見合いをする。顔見知りだった見合い相手と元の旦那の復縁を取り持ち再びの門出を豪勢に祝した事でとらやにいづらくなり旅に出る。旅先の宿の女将お志津に惚れた寅さんは女将の弟と幼馴染との恋を取り持ち自分は失恋し、また旅に出る。
1970年1月15日公開、90分。
監督 森崎東、脚本 山田洋二/小林俊一/宮崎晃
前作から2か月での公開。


新・男はつらいよ
おいちゃん、おばちゃん孝行を思い立ち競馬で大儲けした寅さん。3人でのハワイ旅行出発当日に旅行資金を持ち逃げされた事が分かる。世間体を気にしてとらやに籠っていると泥棒に入られ、その挙句おいちゃんと喧嘩になり家を出ていく。1か月後帰ってきた寅さんは留守中に自分の部屋に下宿していた春子に惚れるが失恋し旅に出る。
1970年2月27日公開、92分。
監督 小林俊一、脚本 山田洋二/宮崎晃
前作から1か月半での公開。


男はつらいよ 望郷篇
虫の知らせでおいちゃんの身を案じ柴又に帰ってきた寅さん。おいちゃんは何ともなかったが昔世話になった札幌の親分の危篤の報せを受け舎弟の昇とともに北海道へ向かう。そこで堅気になる事を誓い昇と別れ柴又へ帰ってきた寅さん。しかし柴又で仕事は見つからず、江戸川を下った浦安の豆腐屋で働く事に。そのきっかけは豆腐屋の娘節子に惚れた事だったが失恋し堅気になる事も諦め旅に出る。
1970年8月26日公開、88分。
1作目公開から1年間で5本が公開される。
これがシリーズの最後という事で山田洋二監督が復帰したらしい。しかしこの後も長く続き本作以降すべての監督をする事に。


男はつらいよ 純情篇
長崎で知り合いになった女性に妹さくらの面影を見て里心の付いた寅さんが柴又に帰ってくる。とらやに下宿する事になった訳ありの人妻夕子に一目惚れする寅さん。義弟・博の独立問題に首を突っ込むが解決出来ず、さくらの提言によって結論は先延ばしされる。寅さんは失恋し旅に出る。
1971年1月15日公開、89分。


男はつらいよ 奮闘篇
所帯を持つ事になりそうだ。との手紙が1年前に届き京都から柴又へと訪ねに来た寅次郎の母・菊。寅さんも柴又へ帰ってきていたが入れ違いで翌日菊の滞在先の帝国ホテルで2年振りに再会する。しかし口論になってしまい勢いで旅に出た寅さんは旅先の焼津で青森から働きに出ている純真な女の子花子に出会う。二人は柴又で再会し何かと親身に世話をするうちに寅さんは花子を結婚相手として意識し始めるが迎えが来て花子は青森へと帰っていった。
1971年4月28日公開、92分。


男はつらいよ 寅次郎恋歌
柴又に帰ってきた寅さん。早々においちゃんと喧嘩になりとらやを飛び出す。博の母親が亡くなり博とさくらが葬儀のため岡山に向かうと偶然岡山にいた寅さんも葬儀に参列する。葬儀が終わり一人残った寅さんは博の父との会話の中で自分の人生を改める決意をし再び柴又へと帰る。丁度その頃柴又で喫茶店を開いた未亡人貴子に惚れた寅さんだったが、やはり自分には風来坊として生きる事しか出来ないし、その辛さを他人には理解するのが難しいと悟りその恋を諦め旅に出る。
1971年12月29日公開、113分。
初代おいちゃん役の森川信(もりかわしん)さんが本作公開の翌年3月にお亡くなりになり本作が森川さん最後の出演。森川さんチャーミングで面白かった。


男はつらいよ 柴又慕情
旅先でさくらと博が出てくる夢を見て寅さんが柴又に帰ってくる。しかし、さくらと博のマイホーム計画を茶化した事で喧嘩になりすぐ旅に出る。北陸で知り合った女の子3人組の一人歌子に惚れ、帰ってきた柴又で再会するとその想いは燃え上がるが、歌子には結婚を考えている相手がいて父親との二人暮らしの環境から決心がつかずにいた。歌子はさくらと博に相談し結婚の決意を固め、寅さんは失恋し旅に出る。
1972年8月5日公開、108分。
2代目おいちゃん役は松村達雄さん。6作目の純情篇では別の役で出演していた。森川信さんのおいちゃんが面白かったのでちょっと不安だったが、松村さんのおいちゃんも良かった。
バター再び。


男はつらいよ 寅次郎夢枕
旅先でさくらと博の出てくる夢(マカオの寅)を見た寅さんが柴又に帰ってくる。とらやの皆を含め柴又中で自分の事を馬鹿にしていると思い込んだ寅さんは気分を害するがそうではないと分かり心を入れ替え堅気に生きる事を誓う。先ずは身を固める事と結婚相手を探すが柴又では全て断られ失意の寅さんは旅に出る。旅先で渡世人としての生き方に不安を感じ再び柴又に帰ってきた寅さんはとらやにしばらくの間下宿する事になった御前様の甥で東大助教授の男と幼馴染で同級生だった千代に出会う。千代に一目惚れした助教授の哀れな姿を見て二人の仲を取り持とうとする寅さんだったが、千代が好きなのは自分である事を知り激しく動揺してしまう。結局寅さんと千代の仲は進展する事は無く寅さんは旅に出る。
1972年12月29日公開、98分。
前作あたりからタコ社長を含んだとらやメンバー、寅さんをリーダーとしたさくら、おいちゃん、おばちゃん、博のチームワークがより強固なものとなった感じがしてとらやのシーンが安定して面白い。中でもさくらと博の息子満男の演技も何にもしていない自由っぷりが面白い。
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